株式会社デンソーワイズテック 新卒会社説明会(23卒向け)

業種:電子部品・デバイス・電子回路製造業, 電気機械器具製造業, 輸送用機械器具製造業
設立:1998年8月1日 本社所在地:岐阜県

    説明会実施日:


【山じいセレクト】必見!3分動画

※こちらはデンソーワイズテックを名古屋工業大学・山下啓司教授がご紹介している動画です。ご興味のある方は是非ご覧ください!!本文は以下よりご参照下さい。

挨拶

本日のアジェンダ

皆さん、こんにちは。

デンソーワイズテック採用担当です。
今回は、デンソーワイズテックって聞いたことないけど「デンソーグループでの位置づけは?」、「入社した後、どんなことに関わっていけるの?」という皆さんの疑問にお答えできるように、自動車産業の基礎から、働く環境・人までご説明します。

 

1.自動車業界の基礎

1-1 国内自動車産業の歴史

国内自動車産業の歴史

まず、国内自動車産業の歴史について国内自動車産業は、第二次世界大戦による軍用トラックの大量生産という国命から始まったと言えます。

終戦後の1949年、当社の母体である(当時の社名は日本電装)デンソーが、トヨタ自動車から分離独立する形で生まれました。その後、日本経済が成長期に入った1960年代から急速に国内で自動車が普及し、1980年代以降はエンジンの電気制御化やカーナビの登場、ミリ波レーダー、ハイブリット技術確立といった電装技術の革新により、自動車産業は発展を遂げてきました。
その革新を実現してきたのは、デンソーグループであり、国内自動車産業発展の歴史=デンソーグループの歴史と言い換えることができると考えています。

 

1-2 自動車産業の変革

自動車産業の変革

現在どのような変化が自動車産業で起きているかについて、皆さんも聞いたことがあるかもしれませんが、大きく3つのトレンドがあります。

まず1つ目、「CASE」と言われる4つの技術で、コネクティッド、自動運転、シェアリング&サービス、電動化です。
2つ目は、「MaaS」と言われる車をハードウエアとしてではなく、移動全体をモビリティというサービス業態として捉える未来の交通システムです。
3つ目は、「カーボンニュートラル」と言われるクルマを使用する段階でCO2排出量を抑えるだけでなく、材料や部品・車両の製造など、全ての段階で発生するCO2をゼロにしていく取り組みです。

このようなトレンドが自動車産業に大きな変革をもたらしており、自動車メーカーや部品メーカーが開発を加速させています。

誰がそれを実現していくのか?
私は、DENSOグループがリードしていくと確信しています。

 

2.デンソーワイズテックについて

2-1 デンソーワイズテック設立の経緯

デンソーワイズテック設立の経緯

具体的な話に入る前に、DENSOグループの拡大ついてお話します。
DENSOグループは、1949年デンソー設立以降、1954年にコイル巻き線やソレノイド製品で有名な浜名湖電装がグループ会社になったのを皮切りに、1958年にはリレー製品で有名なアンデン(現デンソーエレクトロニクス)がグループに加わっており、DENSOの基幹事業領域を担うグループ会社が設立されました。

その後、DENSOの事業拡大に合わせ、機能の分社化や生産分担再編の中で次々にグループ会社を設立していきます。快適、利便、安全、環境性能向上に挑戦していく中で、DENSOの事業領域が変化し、また対応していく為に、DENSOの既存事業および新事業の一部を担当する会社として、1998年にデンソーワイズテックが設立されました。

 

2-2 デンソーワイズテックの歴史

デンソーワイズテックの歴史

当社の歴史は、設立後からメータ関連製品の製品移管が行われるなど、2007年まで順調に事業規模を拡大していきました。しかし、2008年に起きたリーマンショックにより、日本の基幹産業である自動車産業も例外なく影響を受け、当社の売上は安定していたものの伸び悩む時代が続きました。その最中デンソーワイズテックは、徹底的な生産の合理化を推進し、企業基盤強化を図りました。

その結果、トヨタ自動車の新しいクルマ作りの設計思想であるTNGAプラットフォームで搭載されるセンサ製品を受注し実力を示しました。その後、カム・クランク角センサやトルクセンサの生産を当社で担当することが決定し、デンソーワイズテック第二の成長期となりました。
そして現在、DNESOの回転・操舵系センサ事業を担当するグループ会社と、位置付けられています。

 

2-3 代表製品紹介

代表製品の紹介

デンソーワイズテックは、ワイヤハーネス、センサ、メータ、回路の4つもの事業を展開していますが、代表製品の紹介をします。

資料中央の緑⾊で表⽰されている製品は、トルクセンサと呼ばれるセンサで、クルマの曲がるという機能を⽀える電動パワーステアリングのKeyパーツであり、⾃動運転にも⼤きな⼒を発揮する製品となります。

このセンサを簡単に説明すると、センサ内部のホールICで磁界変化を検知するというものですが、この製品の⽣産にあたっては、ワイヤハーネス加⼯、回路実装、プラスチック成型、レーザー溶接などの様々な加⼯技術が必要です。

当社の強み特徴は、複数の要素技術を保有しており、その技術を組み合わせることで高次元な製品を一貫生産できるところにあり、トルクセンサはその代表です。

2-4 その他の製品

その他製品の紹介
その他の主要製品は、エアコン制御に使⽤される外気温センサや、燃料の残量を検知するフューエルセンサ、エンジンの焼きつき故障を予防するためのエンジンオイルレベルセンサ、安全で快適なドライブに⽋かせないメータ、ウインドウガラスを開閉させるモータ制御に使⽤される回路などがあります。

2-5 未来に向けて

未来に向けて

デンソーワイズテックが、どのようなビジョンを描いているのかご説明します。

冒頭でお話しましたが、⾃動⾞産業では大きな変⾰が起きています。その中で我々DENSOグループは⼤変⾰を実現し、国内⾃動車産業をリードし続ける存在でなければなりません。
ここで重要なのが、DENSOが新事業領域にしっかり取り組んでいけるよう、我々グループ会社がDENSOの既存事業領域をしっかり⽀えていく、ということです。

それだけに留まらず、当社は、DENSOのセンサ事業を担当するグループ会社であることと、一貫生産の強みを活かしてより自動運転や電動化にも関わるような高次元なセンサ製品にも挑戦し、センサ量産拠点として成⻑することでDENSOを⽀えていく⽅針です。
それを実現していく為には、これまで以上に技術⼒を磨く必要があり、自動化技術や⽣産ラインのIoT化など⽣産技術⼒強化をすでに始めています。

また、センサ事業の量産拠点を⽬指し、センサ設計にも挑戦することを構想しています。現在は売上260億円程度ですが、売上500億円企業へ成⻑することを⼀つの⽬標として挑戦を続けていきます。

 

3.社員を支える取り組み

3-1 一人ひとりの能力発展支援

能力開発

センサ事業の量産拠点への成長を実現していく為には、まず社員一人ひとりの成長が不可欠です。一人ひとりの能力進展支援として、質の高い研修を受講頂き、技術者としてのスキル向上を後押ししていますが、「一段レベルの高い仕事に挑戦した経験からの学び」を最も重視しています
なぜならば、人は経験することより、初めてスキルが身に付くと科学的に言われているからです。

例えば勉強や部活動で一生懸命取り組んだ結果、自身のスキルが向上したことがあると思います。それは仕事も同じだと考えています。従来の知識、スキルでは達成できない壁にぶつかると、どうやって乗り越えようか、考え、調べ、試行と、今までにはない発想が生まれ、それが個人の成長や技術革新に繋がります。

3-2 職場力の向上

職場の能力向上

個人の能力進展支援と同時に大切にしているのは、「職場力」です。ここで言う職場力とは、チームとしての成果を生み出す力であり、BAD NEWSでも遠慮なく打ち上げすることができる、健全でコミュニケーションの良い職場づくりを目指しています。

年1回アンケートを実施し、職場および個人の状態、上司のマネジメントについて事態を把握し、各職場の強み弱みを明らかにした上で、職場力向上に向けた取り組みを職場ごとに推進しています。

人事としては、職場のコミュニケーション活性化の一助となる取り組みとして、職場力の高い職場の取り組みを社内展開したり、男女関係なく楽しめる玉入れ大会を企画するなど、社員が伸び伸びと挑戦できるように支援しています。

新型コロナウイルスによって、コミュニケーションが取りづらくなっている時期だからこそ、コミュニケーションのあり方が問われていると考え、質が高まる活動を今後も推進していきます。

 

3-3 多様な働き方一人

多様な働き方

国内労働人口は減少傾向にあり、その中で育児や介護などの事情を抱えた人が、時間や場所に制約があっても働き続けることが可能な社会を実現していかなければなりません。

当社でも多様な働き方で社員を支援していく為、業務負荷に応じ始終業時刻を日ごとに変えることができるフレックスタイム制度や、自宅にいないといけない時間を利用し自宅で仕事をしたり、通勤時間を省き家庭に時間を充てることができるテレワーク制度を導入し、活躍し続けることができる環境を整えています。
これらは制度が存在するだけでなく、活用できるかが大切です。私は毎日早く出勤する代わりに早めに帰宅したり、週に2回ほどテレワークをしたりして、家庭と仕事を両立しながら仕事を続けています。職場によっては、テレワークやフレックスタイム制度を活用した分散出社などで新型コロナウイルス対策として活用しています。

 

 

4.働く環境・人

デンソーワイズテックの車内写真

デンソーワイズテックの社内をご覧頂きたいと思います。

まず左上が、岐阜県可児市にある本社です。その右は、三重県東員町にある当社の東員工場です。どちらの工場も名古屋から30km圏内にあります。他、工場内の様子ですが、当社の製品は製造工程で油を使わないのでクリーンな環境であり、エアコン完備のため働きやすい環境となっています。


デンソーワイズテックの写真②


次にオフィスやミーティングの様子です。オフィスは役員や部長も近くにおり、親身に話を聞いてくれる方ばかりなので相談しやすいと思います。

デンソーワイズテック車内写真
最後に、一部となりますが事務、技術、製造の各セクションのメンバーです。20歳代が3割以上を占めており、とても活気がある会社です。

終わりに

時代は⼤きな転換期を迎えており、デンソーワイズテックも変わっていかなければ、⽣き残っていけないと考え挑戦を続けています。

⼈は変化を嫌いますが、変われるチャンスでもあります。みなさんには、ピンチをチャンスと捉える前向きさを学⽣時代に養っておいていただきたいです。嫌だな、苦手だなと感じる場面で、成長できるチャンスだと捉えてトライしてみることが近道だと思います。人は失敗を経験して成長していくものです。学⽣の皆さんには失敗を恐れず、様々なことにチャレンジして欲しいと思います。
その中では、どうしたらできるかを考え抜く、仲間と協力する、最後までやり抜く、ということが⼤切です。

これらを大切に学生時代を過ごせば、例えデンソーワイズテックを選ばなかったとしても、社会で⼤きな壁にぶつかったときに必ず乗り越えていけるはずです。
これからの⻑い社会⼈⽣活で必ず役⽴ちますので、どこか頭の⽚隅に⼊れておいてください。

デンソーワイズテックについて、より深く理解頂く為にインターンシップや会社説明会を開催しています。
ぜひご参加ください。お待ちしております。


株式会社デンソーワイズテック 会社概要

【本社・本社工場】
岐阜県可児市姫ヶ丘3-1 可児工業団地内

【東員工場】
三重県員弁郡東員町大字瀬古泉字一色468
会社名株式会社デンソーワイズテック
業種電子部品・デバイス・電子回路製造業, 電気機械器具製造業, 輸送用機械器具製造業
本社所在地岐阜県
業務内容自動車用電装部品の設計~製造

【センサ製品】
・トルクセンサ(電動パワーステアリング)
・カム角クランク角センサ
・エンジンオイルレベルセンサ
・フューエルセンサ
・外気温センサ(オートエアコン)

【表示製品】
・コンビメータ
・ヘッドアップディスプレイ
・メータ用回路

【排気製品】
・O2センサワイヤ
・空燃費センサワイヤ
・排気温センサワイヤ

【ハイブリット製品】
・インバータワイヤ
・ISG用ワイヤ
設立1998年8月1日
資本金4億9,500万円 (株)デンソー100%出資
代表者取締役社長 澤田 明彦
業績260億円(2020年3月決算)
連絡先株式会社デンソーワイズテック
人事総務部 人事課 採用担当
TEL : 0574-60-5231
E-mail : dnwt-saiyou@jpgr.denso.com
平均年齢/平均勤続年数/平均給与平均年齢 38.3歳 / 平均勤続年数 12.3年

株式会社デンソーワイズテック 採用情報

募集職種【技術職】製品設計、生産技術、品質保証 【事務職】経営企画、営業、調達、社内SE、人事、総務、生産管理など
仕事内容【技術系】
■製品設計/二輪車や農機メータやセンサ関連製品の設計を行います。
車両メーカーからの仕様書を基に設計・試作し、評価するところまで設計分野ごとに担当します。評価の結果、問題があれば量産に向けて改良を重ねます。また、今後は新たな製品の設計も行っていく予定です。まだ世に出ていないものを作り出す、チャレンジングスピリットを発揮できる仕事です。
もちろん、先輩や上司へは相談できる環境です。アドバイスをもとに、あなたのアイディアをカタチにしていってください。ただお客様の要望に応えるだけでなく、お客様先のデザイナーとやりとりし、時にはプロとしての観点からデザイン性や強度のバランスを見ながら、最終的な設計へと落とし込んでいきます。


■生産技術/「生産設計をする」仕事。生産性と品質を高次元で両立させる工程を考えたり、新しい加工技術開発や自動化設備の導入、品質向上・生産性向上のための改善などを担当します。生産ライン全体を手掛ける仕事なので、つくりやすさや費用対効果がダイレクトに反映され、モノづくりの醍醐味を実感できる仕事です。
カンタンなもので半年、大きなものだと1年かかけて準備していきます。自動車はマイナーチェンジやフルモデルチェンジを機にそれまでの部品を増産・減産することになるため、立ち上げ後のカスタマイズが容易にできることを考慮して設計することも重要です。


■品質保証/品質向上方針や仕組みづくり等の企画立案から、設計、製造および機能部門が一体となり行う品質のつくり込み、また電気計測機器や分析機器を用いた製品評価など、品質向上に取り組みます。


【事務系】
■経営企画/中長期事業構想の立案や、経営指標の管理をはじめ、原価企画、経理業務、社内システム開発など、会社経営の中核に幅広く携わります。社内、社外の関係部門と連携を取りながら事業戦略を練る、言わば会社経営の司令塔部門です。
会社経営に深く関わるポジションとして、会社の方針策定のサポートを行う責任感の大きい仕事ですが、その分大きなスケールで仕事が出来ます。


■営業/お客様との窓口となって、ニーズの吸上げや社内へのフィードバック、価格交渉などを行い、受注獲得に向けて社内関係部署をまとめる役割を担う仕事です。既にお取引があるお客様との関係をいっそう深めていくのに加え、新規のお客様を開拓するやりがいあふれる仕事です。
営業はお客様にとってはデンソーワイズテックの”顔”となる仕事。自身の仕事の成果やお客様の反応をダイレクトに感じられる醍醐味があります。


■調達/生産に必要な部品や原料、設備等を適正な価格・品質でタイムリーに購入する仕事です。仕入先との協力関係を築き、「良いものを安くする」ところに醍醐味があります。品質の高い製品を低コストで生産するための重要な業務です。


■人事、総務/採用、評価、処遇、人材育成、次世代のリーダーを生み出す教育など様々な施策を推進しています。また、福利厚生など社員が活き活きと働ける環境の整備も行います。会社は”人”で成り立っています。デンソーワイズテックで働く社員がそれぞれ働きがいを持って仕事をし、そして成長できるよう、会社を内側から支える部門です。


■生産管理/生産計画の立案や生産に必要な部品の納期管理等を行い生産活動を支えます。仕入先や社内の製造部門の状況を把握しながら、円滑な生産を導いていきます。納期遵守はメーカーにとって重要ファクター。そこを担う部門として、問題が起こればそれを解決しながら、お客様満足と効率的な生産を実現していきます。
勤務地岐阜県, 三重県
勤務時間フレックスタイム制
【標準時間】8:40~17:40(標準労働時間8時間)
【コアタイム】10:10~15:25
給与修士了 月給22万7000円
学部卒 月給20万6000円
※2021年4月実績
諸手当時間外勤務、通勤(規定内で高速代補助)、家族、住宅補助(規定あり)、職能資格、役職など
賞与年2回(7月、12月)
昇給年1回(4月)
社会保険健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険
福利厚生デンソー健康保険組合加入
退職金制度
財形貯蓄制度
住宅補助(規定あり)
デンソーグループの持株会制度
デンソー団体総合保障保険
デンソー団体自動車保険
車両紹介制度
デンソー保養所

☆オータムフェスタ(模擬店や抽選会等で従業員や家族のコミュニケーションを深めています)
休日休暇【年間休日121日】
完全週休2日制(土曜・日曜)
GW・夏季・年末年始は各10日前後の連休

年次有給休暇
慶弔休暇
育児休業など
試用期間3ヶ月あり(給与変動なし)
採用人数若干名を予定
初年度月収例月20万円程度(月給制)
求める人物像学部生・院生(高専含む)
選考スケジュールインターンシップ・説明会の情報はマイナビにて公開中
まずは、マイナビよりエントリーください