事業内容
当社は、石灰の製造および販売を行っております。
国内で100%賄える資源で、良好なアルカリ資源を供給しています。生石灰から始まり、軽焼ドロマイトなど、様々な石灰があります。
久瀬から約20km離れた山で採れるドロマイトという石があります。そのドロマイトを使って苦土肥料や軽焼ドロマイトを作っています。その為、弊社は総合的な石灰メーカーとして事業を行っています。
日本石灰協会という業界団体が東京港区にありますが、ここに加盟している会社で言うと、業界シェアは毎年6~9位程度です。
石灰会社で唯一、弊社のみが行っている事業としてフロンガスの破壊処理があります。フロンガスは地球温暖化係数の高い温室効果ガスです。弊社では工場設備の熱を有効活用し、フロンガスを破壊しています。設備から発生する熱を活用している為、低コストでフロンガスを破壊することが出来るエコなシステムです。
どこにフロンガスが使われているかというと、冷蔵庫、エアコン、空調機器に使われている冷媒ガスがフロンガスです。
組織概要
会社の組織を簡単に説明すると、鉱産品グループという所で、石灰の石を自社の鉱山で採掘しています。採掘は外部の会社に協力して頂き、弊社は採掘計画、どこでどういうものをどんな量でなど、指示命令をし採掘を行って頂いています。
選鉱、石を選ぶという意味ですが、破砕という工程があります。こちらからクラッシャーという破砕機があるので、そこでこぶし大くらいまで小さくし、水洗いをし品位別にふるい分け、成分や大きさごとに仕分けをし、ヤードという所に貯鉱しています。
生産グループ(昼飯工場)がメインの工場です。こちらではベッケンバッハ炉、ドイツで開発された炉を持っています。1から7号炉と書いていますが、実際は4と6がないので、5号炉体制で行っています。トータルの1日の生産能力として800トンの生石灰を焼くことが可能です。
この炉は最大1400℃の高温になるので、24時間365日動いています。炉内の反応と書いてありますが、とても単純なもので、CaCO3、炭酸カルシウムを焼くとCO2が飛んでいってCaO、生石灰が残るという化学反応です。
生産グループ(消石灰)についてご説明いたします。
需要は生石灰に比べるとかなり少ないのですが、ごみ処理場や化学工業系メーカー、特に廃酸、化学薬品など薬品処理をすると、廃酸、酸性の排水が大量に出ます。それを消石灰で中和し、排水処理基準に沿うようなpHにして水を流すという用途で使って頂いております。
生産グループ(肥料)は、久瀬鉱山で取れたドロマイトを、久瀬工場で細かく
粉砕し、市橋工場に粉砕した原料を持ち込んで、造粒、粒を作ります。出来上がったものをパッキングし、農協などに出荷している工場です。
石灰は装機産業、機械や設備を使ってものを作っている為、不具合が起きた時、作業を止めない為にも自社内に設けています。
研究グループについて、石灰以外の研究を重点的に行っています。特に環境事業、例えば廃棄物の中から有価があるような成分を、いかに濃度を高く濃縮してとりだすかなど研究を進めています。それと新規で環境事業に取り組んでいます。
品質保証部は、製品の品質の分析を行っております。基本的な製品規格はスペックが決まっている為、それが守られているか、スペックアウトしていないかを日常的に分析しています。また、品質マネジメントシステムでISOの9001番を取得していますので維持・管理、品質クレーム対応もISOの基準に沿った対応で行っています。
上田石灰製造株式会社 会社概要
会社名 | 上田石灰製造株式会社 |
業種 | その他の製造業 |
本社所在地 | 岐阜県 |
業務内容 | 大量生産・大量消費型の社会から、省エネ・リサイクル型へ変わろうとしている社会の中で、上田石灰は太古からの資源の恩恵を活かし、129年に亘る技術をベースに製鉄・化学・土木・食品など、暮らしを支える産業に高品質な製品を提供し続けてきました。 その一方で、大気汚染・水質汚染などの公害防止やフロンガスの分解等の環境事業にも取組んでいます。 これからも新たな分野へ積極的にチャレンジします。 ■生石灰・消石灰・軽焼ドロマイト・石灰石・ドロマイト・炭酸苦土石灰・アヅミン苦土石灰・炭酸カルシウムの製造販売、ドロマイトの輸入販売、石灰使用プラントの設計・施工、エコマテリアル商品の製造・開発 ■フロン類の破壊処理 |
設立 | 1948年5月 |
資本金 | 1億円 |
代表者 | 取締役社長 上田和男 |
業績 | 64億7,600万円(2019年3月期実績) |
連絡先 | 岐阜県大垣市赤坂町3751番地 総務部 左高・安田 TEL:0584-71-1133 E-mail:sataka@uedalime.co.jp/yasuda@uedalime.co.jp |
平均年齢/平均勤続年数/平均給与 | 平均勤続勤務年数 17.2年 |
上田石灰製造株式会社 採用情報
募集職種 | 生産技術職、研究開発職、機械技術職、電気技術職、鉱山技術職 |
仕事内容 | 【生産技術職】 石灰製造設備の運転管理や設備管理および製品の、生産管理・品質管理に取り組んで頂きます。 【研究開発職】 石灰の基礎研究や製品開発および、石灰以外の研究開発や製品の分析業務を行って頂きます。 産官学などでの共同研究も行っています。 【機械技術職】 社内設備の企画・設計・開発・保守・更新に取り組んで頂きます。 【電気技術職】 電気設備の企画・設計・保守・更新・改良など工場の根幹をなす重要な仕事です。 【鉱山技術職】 鉱山の開発計画、生産管理、鉱害防止等に取り組んで頂きます。 |
勤務地 | 岐阜県 |
勤務時間 | 生産技術職・電気技術職・機械技術職・鉱山技術職 ※生産技術職は「交替勤務」を行う部署に配属となる可能性があります。 ■日勤の勤務時間(生産技術職・電気技術職・機械技術職・鉱山技術職に共通) 8:00~17:00 日勤時の実働8時間(休憩60分) ■日勤の勤務時間(研究開発職) 8:30~17:30 日勤時の実働8時間(休憩60分) ■交替勤務の勤務時間(生産技術職) ※交代勤務者の業務は石灰焼成炉のオペレーター業務です。 8:00~16:15 16:00~00:15 0:00~8:00 交替勤務時の実働7時間15分(休憩45分) |
給与 | ■院 了 215,000円 ■大 卒 200,000円 ■高専卒 184,000円 ※2020年4月の実績を記載しています。 ※既卒者は最終学歴により上記と同額を支給。 ※時間外手当(残業代)は全額別途支給します。 ※試用期間3カ月(労働条件・待遇に変更なし) |
諸手当 | ■家族手当(配偶者13,000円、18歳未満の子3,500円/人) ■通勤手当(最大25,600円/月) ■技術手当(要資格の作業従事者) ■交替手当(交替勤務の場合) ■時間外手当(8時間超過勤務、固定残業制はとっておりません) ■深夜手当(22:00~翌5:00に勤務の場合) ■休日出勤手当 ■出張手当 |
賞与 | 年2回(7月・12月) |
昇給 | 年1回(4月) |
社会保険 | 各種社会保険 |
福利厚生 | ■独身寮完備(水道光熱費込み2,000円/月で入居可) ■社宅完備(7,000円~1万2,000円/月で入居可) ■各種社会保険 ■財形貯蓄制度 ■社員用駐車場 ■住宅ローン利子援助制度(勤続10年以上の社員が対象) ■作業服・作業靴等の購入補助制度(会社がが半額を負担) ■労働組合あり(上田石灰労働組合) ■自社所有保養所(長野県木曽郡木曽町) ■社内サークル(フットサル同好会) ■社内ゴルフコンペ(年間最大4回程度) |
休日休暇 | ■週休2日制(但し、月に1日~2日の土曜出勤日あり) ■年間休日112日(うるう年の年間休日は113日) ■有給休暇(入社年度10日、最大20日)入社日に12日付与します。 ■特別休暇(慶弔等) |
試用期間 | 3カ月 |
採用人数 | 1~5名 |
求める人物像 | 【生産技術職】 理学部・理工学部・機械工学部・工学部などの理工系学科 ※採用試験の際、生産技術職を志望する理由を明確に説明できる 文系学部の方も応募可能(まずは会社見学に参加して下さい) 【研究開発職】 理学部・理工学部・工学部などの理工系学科 【機械技術職】 理学部・理工学部・機械工学部・工学部などの理工系学科 【電気技術職】 電気・電子工学部などの電気系学科 【鉱山技術職】 鉱山・地質・資源系などの学部・学科 ※募集対象は2021年3月卒業見込の方、あるいは卒業後3年以内の方 ※2021年3月卒業予定者および卒業後3年以内の方(2018年3月以降卒業)で、就業経験のない方 |
選考スケジュール | マイナビ2021からエントリー ※エントリーいただいた方のマイページ「お返事箱」へ、会社訪問&工場見学のご案内をさせて頂く予定です。 ▼ 1.会社訪問&工場見学に参加 (OB・OG面談・石灰生産設備の見学など) ▼ 2.応募書類の送付(郵送または持参) ▼ 3.採用試験(適性検査、一次面接、役員面接) ▼ 4.内々定(内定) 応募書類の受け取りから内々定まで概ね1カ月程度で合否をご連絡します。 |