業種:その他のサービス業
設立:【北海道電力】1951年5月1日【北海道電力ネットワーク】2019年4月1日 本社所在地:北海道
説明会実施日:
挨拶
皆さんこんにちは。北海道電力株式会社インターンシップ担当です。
今回の説明では、「北海道電力の名前は聞いたことあるけど、どういう仕事をしているのかな?」、「電力業界ってどんな仕事なのかな?」など、皆さんの疑問にお答えするべく、企業概要や電力業界の状況を中心にお話をしたいと思います。
本題に入る前に、こちらの写真をご覧ください。
こちらは、札幌の藻岩山から見える夜景の写真です。
北海道の夜景といえば函館山も有名ですが、札幌の街並みは光の量が多く、長崎、神戸と並び日本新三大夜景に選出されています。
このような夜景を見ると、お客さまへお届けしている電気が街の隅々に行き渡っている、そんな思いを感じて仕事を頑張ってきて良かったという満足感に満たされます。これは電力会社の社員だからこそ、とくに味わえる感覚ではないでしょうか。
電力業界を考える
まずは、電力業界についてご説明いたします。
電力業界は大きな変化の最中にあります。
①電力の自由化や発送電分離という事業環境の変化、②省エネや環境に対する意識の高まり、③AIやIoT、ドローンなど技術革新が非常に進んでおり、社会の変化に適合した企業が生き残っていく時代となっています。
弊社も例に漏れず、社会の変化に適合し、さらに事業を発展させようと邁進しているところです。
発送電分離-分社化-
続いて、発送電分離についてご説明いたします。
2020年3月までは、電気をつくる発電部門、お客さまに電気をおくるための設備を管理する送配電部門、お客さまに電気をつなぐ販売部門、それらの仕事をささえる管理・間接部門が北海道電力という一つの会社内にありました。2020年4月からは、北海道電力からお客さまに電気をおくるための設備を管理する送配電部門を分社し、北海道電力ネットワークという新しい会社を設立しています。
会社は2つに分かれていますが、災害や停電などが発生した際は、一刻も早い電力復旧のため、両社が協力し合って安定供給を確保していくことに、変わりはありません。
また、二社の一体感を維持するため、給料や福利厚生などの労働条件は二社同一としており、会社をまたいだ人事異動もあります。インターシップや採用活動についても、二社合同で実施しています。
欠かせない2つの視点
電力業界を考える上で欠かせない2つの視点があります。
それは「安定供給」と「競争」です。
後ほど詳しくご説明いたしますが、電気をお使いになられる全てのお客さまへこれまでと変わらず電力を安定的に供給すること、また、電力業界も競争時代へと突入しておりますので、お客さまに弊社を選択していただき、競争を勝ち抜くことがポイントとなります。
安定供給を考える
それでは、まず安定供給についてご説明いたします。
突然ですが、弊社にとって電気とは何だと思いますか?
皆さんそれぞれのご意見があるかと思いますが、北海道電力にとって電気は商品です。電気という目に見えない商品を作ってお客さまにお届けし、電気料金をいただいています。
電気にはいくつか特徴があります。
1つ目は生活に欠かせないこと。
皆さんの中で電気を使わずに生活しています、という方はいらっしゃらないと思います。日々の生活を送る中で、必ず皆さんが購入する商品であること。それが電気の1つ目の特徴です。
2つ目は貯蔵することが困難であること。
モバイルバッテリーや乾電池、蓄電池などで小容量の電気を溜めることはできますが、北海道内で1日に必要とされる分の電気を溜めることや災害時に備えて予め備蓄をしておくことはできません。
今この瞬間に使っている電気は、まさに今、発電して皆さんにお届けしているのです。
3つ目は絶えることのない供給が必要であること。
電気は24時間常にどこかで誰かが使っています。例えば、皆さんのご家庭の冷蔵庫は24時間稼働していますし、医療現場では電気が使えなくなると命に関わる方もいらっしゃいます。
電気は品切れが許されず、絶えることのない供給が必要です。
まとめると「良質で安価な電気を24時間365日お届けする」
これが弊社の従来からある使命です。
停電が発生せず、電圧や周波数が一定に保たれていることを良質な電気と呼んでいます。
安価な電気というのは分かりやすいかと思います。電気は皆さんの生活に欠かせませんが、その分電気料金もお支払いいただいていますので、安価にお使いいただくことが重要です。電気料金が高くなると、皆さんが自由に使えるお金が減ってしまい、消費活動の停滞を招くことにも繋がり、経済界へ大きな影響を及ぼします。
続きまして、電力を安定供給するために、弊社で最近行った大きな取組みを2点ご紹介いたします。
1点目は、弊社初となる液化天然ガス(LNG)の発電所の運転開始です。
これまで北海道の火力発電所は、石炭および石油の発電所がメインでしたが、新たにLNGの発電所を加えることによって、燃料種の多様化が図られるほか燃料価格高騰のリスクに備えることができます。
また、世界最高水準の発電効率であることに加え、環境特性も非常に優れており、CO2排出量は石炭と比較して半分程度となっております。経済効率性、環境特性ともに優れており、現在、建設を計画している2号機、3号機を合わせた3基合計の出力は約171万キロワットと、北海道電力の火力発電所の中で最大規模の出力を誇る発電所となる予定です。
2点目は、北海道と本州を結ぶ北本連系設備の増強です。
これまでも図の右側のルート(容量60万kW)において、海底ケーブルで本州と繋がっておりましたが、それだけでは北海道(本州)で災害が発生した際に電力を融通する容量が足りないため、弊社独自の設備で青函トンネルの中(図の左側のルート)に電力ケーブルを通しています。
また、北海道では再生可能エネルギーの発電も増えているので、北海道で作った再生可能エネルギーを本州へ送ったり、本州で余剰となった安い電気を北海道で調達したりするなど電力取引の活性化にも貢献しています。
北海道電力株式会社 会社概要
会社名 | 北海道電力株式会社 |
業種 | その他のサービス業 |
本社所在地 | 北海道 |
業務内容 | 【北海道電力】 電気事業、ガス供給事業、電気通信事業、各種コンサル・エンジニアリング など 【北海道電力ネットワーク】 一般送配電事業、離島における発電事業 |
設立 | 【北海道電力】1951年5月1日【北海道電力ネットワーク】2019年4月1日 |
資本金 | 【北海道電力】1,142億円【北海道電力ネットワーク】100億円 |
代表者 | 【北海道電力】取締役社長 藤井 裕 【北海道電力ネットワーク】取締役社長 藪下 裕己 |
業績 | 【北海道電力】 7,212億円(2019年3月期単独) 【北海道電力ネットワーク】 実績なし |
平均年齢/平均勤続年数/平均給与 | 41.3歳/20.8年 (2019年4月時点) |
北海道電力株式会社 採用情報
募集職種 | ◆事務系職 ◆技術系職 |
仕事内容 | 入社直後、事務系職は電気の契約・電気料金などに関してお客さまと接する仕事、技術系職は専攻も生かしながら、電力の生産や流通に携わる仕事にチャレンジして頂きます。 事務系職・技術系職ともに将来的には、各部門の方針や戦略の立案、中長期計画の策定など、全社的な課題を検討する仕事にも取り組んで頂きます。 |
勤務地 | 北海道 |
勤務時間 | 8:40~17:20(休憩60分) ※業務・配属先により、フレックスタイム勤務・交替勤務・時差勤務等あり |
給与 | ◆大学院了:233,000円 ◆大学卒 :209,000円 |
諸手当 | 時間外手当、世帯手当、燃料手当、通勤費 等 |
賞与 | 年2回(6・12月 2019年実績) ※賞与の支給の有無および水準などについては、業績などに応じて変わります。 |
昇給 | 年1回(4月) |
社会保険 | 健康保険、厚生年金保険、労災保険、雇用保険 |
福利厚生 | ◆積立貯蓄 ◆財形貯蓄(一般、住宅) ◆家賃補助 ◆カフェテリアプラン ◆寮、社宅 ◆新入社員フォロー研修 ◆通信教育受講費用助成 ◆国家試験等合格祝金制度 ◆自主的学習グループ活動助成 ◆eラーニング受講推奨 ◆TOEIC公開テスト受験費用助成 ※資格取得に関する特別休暇制度有り |
休日休暇 | ◆土曜、日曜、祝日、年末年始 ◆有給休暇(20日)、季節連続休暇、結婚・出産・忌服などの特別休暇 |
採用人数 | 51~100名(内訳:事務系職 25名程度、技術系職 55名程度) |
求める人物像 | ◆2018年3月から2021年3月までに四年制・六年制大学卒業または、大学院修士課程修了の方(卒業・修了見込みを含む) ◆上記と同等の学位を有する方 例)上記期間内に高等専門学校専攻科を修了のうえ学士取得(および取得見込み)の方 |
選考スケジュール | いずれかの方法でプレエントリーをお願い致します。 (1)この画面の上部「エントリーはこちらから」または、画面下部の「エントリー」ボタンから、専用登録フォームへお進み下さい。 (2)北海道電力・北海道電力ネットワークホームページ「新卒採用情報」の「プレエントリー」ボタンから、専用登録フォームへお進み下さい。 プレエントリー頂いた方には、「ほくでん・ほくでんネットワーク採用マイページ」のログインIDを発行致します。 |