業種:飲食料品小売業, その他の小売業
設立:1970(昭和45)年6月1日 本社所在地:神奈川県

    説明会実施日:


挨拶


本日は、お会いできたことを嬉しく思います。
皆さんが将来を考えていく上で小売業という業界を知る、スズキヤという企業を知る、スーパーマーケットの仕事を知る等、何かのきっかけになれば幸いです。宜しくお願い致します。

スーパーマーケットの社会的役割


1.食のライフライン

まず、スーパーマーケットはスズキヤに限らず、食のライフラインで社会に役立っています。

今年は、新型コロナウイルス影響の元、色々な事業が休業要請をされ、お店や会社が動かない事態が多くありました。お給料が出ない、家賃が払えないなど、皆さんも感じ取っているかと思います。
スーパーマーケットはこの中でも、自粛ではなくて逆にお店を開けて下さいという要請です。やはり、人間は食べていかなくては生きていけません。

電気、ガス、水道などをライフラインと言いますが、もちろん食べる物を販売しているスーパーマーケットもライフラインと言えると思います。生活をしている人達の食生活を支える産業です。

2.新しいライフスタイルを提案

新しい食べ方や調理法、珍しいお野菜の品種など、お客様に紹介するような役割もスーパーマーケットは果たしていると思います。

また新しいものだけではなく、古いものもスーパーマーケットは紹介しています。
日本には四季や節句があり、その時に食べると健康になれるなど古い言い伝えがあります。例えば、ひな祭りだと、ひなあられ、ひし餅、ちらし寿司やハマグリです。端午の節句は、柏餅、しょうぶ湯、冬至はカボチャを食べたり、ゆず湯に入ったり、そういうものも紹介しています。

次世代に伝えていく役割も、スーパーマーケットは果たしていると思います。

3.地域生活者の食生活をサポートする産業

ライフラインの話に似ていますが、もう少し違った側面で、楽しくおいしく食べたいということです。それから、健康に良い物、安心安全な物を食べたいと思うので、体に良い食材や旬のおいしい食材などを紹介します

一人で食べるご飯はあまりおいしくないですよね。家族がいらっしゃる方は楽しく食べて頂けるように手助けをしていきたいと思っています。その為には、やはりおいしくないといけません。「これ、いいね」となるような物をお届けしたいと思っています。

4.地域コミュニケーションの中心的な存在であり、地域食文化の保護及び継承に貢献

スーパーマーケットは小売業の中でも特徴的なところがあります。
アパレル店や家電量販店には、毎日行かないと思います。同じ小売業ですが、時々行くようなお店もあれば、スーパーマーケットのように週2,3回、お客様によっては毎日行く方もいらっしゃると思います。

とても身近な存在になっているのがスーパーマーケットです。
その中でも、従業員とお客様との距離が近い、特に我々のような地域に根ざしたスーパーマーケットであればあるほど、お客様と従業員は顔見知りになります。地域での行事や、メディアから情報をお客様から聞くこともあり、をれを活かして売り場に反映させることもあります。
またお客様同士、偶然に店で出会って、会話が弾んでしまいその場から離れられないお客様もいらっしゃり、地域の情報交換の場にもなっています。

地域食文化の保護及び継承に貢献、少し言葉は難しいですが、地産地消という言葉があると思います。地域で採れた食材、農作物や魚介類をその地域で食べて、地域の農業、漁業を活性化、応援するという取り組みがされています。

スズキヤで言えば、三浦半島のお野菜です。カボチャや大根、逗子は小坪漁港がありますので、そこで漁獲、水揚げされた魚類はスズキヤが全部買い取ってお店で販売しています。地域のものはお客様から人気があり、スズキヤで販売することで農家や漁師の方々も喜んで下さいますので、お互いが良い関係であります。


もう少し社会的役割についてお話しします。

皆さんが何か食べたい、料理をしたいと思った時に、市場やメーカーから仕入れ、ご自宅の近くで販売しているのが小売業の役割です。今はネット通販があるので、欲しいものは簡単に手に入りますが、お客様から取り寄せて欲しいと要望があった際は、お店での販売に応じています。

ワンストップショッピングとは、お客様の買い物に費やす時間を短縮し、利便性を高めていることです。

働く女性は非常に多く、買い物や料理に使う時間は限られています。一箇所で全ての商品が揃うことで、お客様が時間の短縮、利便性を高める役割を果たしています。

今までお話ししてきたことは、どんなスーパーでも取り組んでいることです。ここからはスズキヤのお話をしたいと思います。

スズキヤについて

スズキヤは食文化を通じて、地域社会に貢献し、お客様から「ありがとう」と言われる企業となる、経営理念を掲げて経営しています。
お客様から「ありがとう」と言って頂けることを考え、日々運営をしています。また、安心で安全でおいしい商品を提供することを、コンセプトとして掲げています。長年この商品コンセプトを掲げていますので、お客様に対してスズキヤの商品は一定程度の信頼感があるのではないかと思っています。

しかし、お叱りのお電話を頂くこともあります。「スズキヤさんなのにどうして?」と言われることもあります。それは逆に言うと、信頼があるからこそ頂ける言葉だと思っているので、信頼を裏切らないように日々努力をしています。


また、気持ちよくお買い物ができる接客を目指しています
スーパーマーケットには色々な業態があり、ディスカウントストアや業務スーパー、高級スーパーに規模の大きさを武器にしているスーパーマーケットがあります。
スズキヤは高級スーパーまではいかないかもしれませんが、商品の良さと接客を武器にしているスーパーマーケットです。

経費の中でやはり一番大きいのは人件費です。なるべく効率良い売り場作りをしなくてはいけないので、いつ行っても同じところに同じ物があるというのがディスカウントストアです。サービスを極力減らして、商品を安く販売しています。
スズキヤはそれに対してどう違いを出しているかというと、接客サービスに力を入れて、お客様に喜んでもらうように考えています。
楽しく気持ちよく買い物をして頂きたい、時にはこんな商品もあるんだね、ちょっと買ってみようかしら、お勧めされた商品を食べてみておいしかったからまた買ってみようなど、そういうお客様とのつながりを大事にしたいと思っています。


ここからは、スズキヤの歴史をお話し致します。

スズキヤは1902年、逗子で創業しました。その頃はまだスーパーマーケットはない時代で、スーパーマーケット自体は1930年頃アメリカで誕生しました。

アメリカで初めてひとつのお店の中にお野菜、お魚、お肉、レジで販売をする大きなお店を作りました。日本では1953年、紀伊國屋が青山に初めて出店したのが、日本のスーパーマーケットの第一号と言われています。

その約4年後にスズキヤが、商店からスーパーマーケットという業態に変更し、日本にスーパーマーケットが全くない状態で事業を始めました。
逗子・葉山地区のスズキヤというのは、日本でほぼ最初のスーパーマーケットと言っていいのではないかと思います。1970年正式に株式会社スズキヤとなり、創業118年、設立50周年を迎えました。


こちらの写真は創業時のスズキヤ、逗子のお店です。

当時お店では、パックなどの個包装ではなく、おみそを器に入れ重さを量って販売、また自転車でご自宅までお伺いし、ご注文を受けお店に戻ってご自宅までお届けをする、御用聞きというスタイルでの販売方法でした。

右の写真はスーパーマーケットにした当時の写真です。

日本初のスーパーマーケットから4年後、スーパーマーケットスズキヤが出店し、当時では珍しい買い物のスタイルでした。レジは日本になく、アメリカから取り寄せていました。スーパースズキヤというのは、大変珍しい、海外のようなお店だったようです。

1 2

株式会社スズキヤ 会社概要

◆スーパーマーケット12店舗(神奈川県下)
・スズキヤ 8店舗(逗子市、横浜市、横須賀市、鎌倉市、藤沢市、葉山町)
・スズキヤミニショップ 1店舗(葉山町)
・エスパティオ 3店舗(平塚市、茅ヶ崎市、厚木市)

◆置地廣場11店舗

◆葉山プロセスセンター(デリカ・ベーカリー工場)

◆厚木共配センター、厚木コールドセンター

◆有限会社鈴木屋
会社名株式会社スズキヤ
業種飲食料品小売業, その他の小売業
本社所在地神奈川県
業務内容◆総合食料品小売業(スーパーマーケット)
神奈川県内に12店舗、地域に根ざした商品構成、サービスで店舗運営を行なっています。
特に地元食材や地方のこだわり商品に力を入れています。

◆和風雑貨専門店(置地廣場)
神奈川、東京、千葉、埼玉に11店舗、各地のショッピングセンターなどに「置地廣場」の店舗名で出店しています。
こだわりの和食器、箸、和雑貨など四季に合わせた商品を販売しています。

◆その他不動産事業、保険代理業など
設立1970(昭和45)年6月1日
資本金5,000万円
代表者代表取締役 中村 洋子
業績157億円(2019年3月実績)
連絡先〒249-0006
神奈川県逗子市逗子6-5-3
人事総務部 採用担当/本橋
TEL:046-872-2011(人事直通)
平均年齢/平均勤続年数/平均給与42歳(正社員)

株式会社スズキヤ 採用情報

募集職種販売、店長、バイヤー、営業企画
仕事内容入社後、まず販売職に就き、配属部門で担当部署の知識を学びます。その為、入社前に調理や専門知識は一切必要ありません。店舗での仕事や社内外の研修を通じて、技術や専門知識、接客方法を学んで頂いた後、本人の能力や適性に応じて、店長やバイヤーなどへと育成・配属します。

例えば、大卒の場合、ある程度の経験を積み、入社約4年目からチームを任せます。その後は店舗業務全般について、副店長として学び、いずれは店長として会社経営を担う役割を目指して頂きます。
勤務地埼玉県, 千葉県, 東京都, 神奈川県
勤務時間9:00~18:00(実働7時間50分、休憩70分)
※配属部門により異なる
給与大学卒       210,600円
短大・専門学校卒  184,050円
※2020年4月実績
諸手当◆資格手当
◆職責手当
◆通勤手当
◆住宅手当
◆家族手当
◆時間外手当
賞与年2回(7月、12月)
昇給年1回(4月)
社会保険各種社会保険
福利厚生◆財形貯蓄制度
◆退職金制度
◆会社契約保養所(全国44カ所)
◆研修制度あり
休日休暇◆年間110日(月8日以上・シフト制)
◆年次有給休暇(最高20日)
◆特別休暇(慶弔休暇等)
試用期間3カ月(その間の給与、待遇に変動はありません)
採用人数6~10名
選考スケジュールまずはマイナビよりエントリーをお願いします。
エントリーされた方には、後日マイナビの「お返事箱」に今後の選考情報をお送り致します。
随時『企業マイページ』による情報提供開始を行います。

【会社説明会のご案内→予約】
・エントリー済みの方へ優先してご案内します。
・日時をご確認の上、ご予約をお願い致します。

【会社説明会参加(セミナーは逗子本社で開催します)】
・業界のこと、仕事のこと、あなたの不安を解消する会社説明会を予定しております。
※合同企業説明会参加者には直接一次選考に進んでいただく場合もあります。

【一次選考(筆記試験+適性検査)】
※会社説明会と同日に行ないます。

【二次選考(部長面接)】

【最終選考(役員面接)】

会社説明会、一次選考から最終選考までは3週間程度の見込みです。