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質疑応答
――お待たせしました。それでは私はこちらのグループにお邪魔しますね。うちの会社や業界のことでもいいですし、みなさんが今就活において、できる範囲でアドバイスができればと思います。何かある方、早速ですがいらっしゃいますか?
参加学生:安全に関する取り組みはどうなっていますか?
――当然自分の身の安全確保というのもあるのですが、やはり自分たちのプロジェクトで作業していただく職人さんとか、それに関わる人の安全を守らなくてはいけません。
私が行く現場プロジェクトの中でも、キャッチコピーが「人命は地球よりも重い」と掲げていらっしゃるところもあります。どんな仕事をするにしても、当然安全というのは伴うところだと思います。特に建設業界については、危険と言われる業界なので、それをなくそうという取り組みを実施しています。
ただ、じゃあ入っていきなりそういうところ、自分ですら分からないところを、職人さんになんとかかんとかというのは、時間をかけて勉強するところなので。現場プロジェクトや研修などでしっかり学んで頂きたいと思います。どうぞ。
参加学生:入る前と入ってからの、この会社に対しての考えというか、ギャップがあったとかありますか?
――私のですか?私のギャップでいくと、私の最初の説明会のときの覚えていることは、スポーツで監督のことが例えに出ていました。自分たちのやる仕事は監督と選手、選手で言うと職人さん、ということです。ただ、自分たちは監督のほうの仕事をする、自分たちは実際に就業しているわけではないですが、実際に70人くらい自分は担当を持っています。
ギャップについては、私が思っていたよりも大きなプロジェクトというか、今も私も5年目なので、1年目担当していた、例えば町の小さいマンションを作る物件に携わっていたこともありましたし、あとはビルの小さい改修工事を担当していたこともあったのですが、年数が経つにつれ関わる物件も変わっていき、皆さんが良く知るようなランドマークも担当させてもらっています。
先ほど言った羽田空港とか、国が関わるような工事を担当させていただくというのは、なかなか3年とか5年でできるようなことではないですし、そこにいらっしゃる方というのは、当然その会社の中でも選ばれた方々がそういうところに配属されていくわけなので、そういう方とある程度フラットな状況で仕事をさせていただけるというところは、かなり財産になっていると思います。
逆に言えば、みなさんもそういうところで働けるチャンスはありますし、他の建設会社だと、なかなかそこに行くというのは、難しいですからね。
この前も羽田空港の現場プロジェクトに行ってそんな話をしていましたが、あそこのスーパーゼネコンの社員でも携われるのは一部の人間しかいないということもやはり言われていたので、そこは良い意味でのギャップだったと思います。どうですか?他に。
参加学生:各県で働くことができるというのがお話の中でありましたが、各県に所属した、地域ごとによって担当する職務の色は違うとか。
――職務というよりも、住まれているところを拠点に通勤可能な範囲での物件の紹介が結構メインになってくるので。職務というよりも、物件によって、土地柄もありますし、神奈川県含めても、横浜のほうであれば、例えばいろいろな再開発の事業を積極的にやっている地区もあるし、相模原や厚木のほうへ行くと、どうしても工場系の仕事が多かったりとか。
そういう土地柄の違いで物件も変わってくるので、職種でどうこうというよりも、物件がちょっと変わってくるという印象かなと思います。やはりあとは入られて何を重視したいかというのは一番あると思いますし、企業さんのネームバリューを求めて働きたいというのもありますし、当然会社が大きければ大きいほど、会社に準じた技術力があると思うので、それを求められる方も当然いらっしゃいますし。
とにかく転勤をしたくないので、通勤可能な範囲であればある程度どこの会社でもいいですよ、という方もいらっしゃるので。なかなか、その方によって結構自分たちも動き方が変わってくるのですが、それは事前にヒアリングをして、ミスマッチがないようなかたちで話をさせていただいています。
いかがですか?みなさんあれですか?参加名簿を見させていただいて、ほとんどが文系の方だったと思いますが、建設業を見られたのは、初めてですか?
参加学生:初めてです。
――初めてですか?
参加学生:いえ、何回か。
――じゃあちょっと興味がある、みたいな?
参加学生:プロジェクトマネジメントをするにあたって、職人さんたちを管理監督するわけじゃないですか。自分ができない仕事を職人さんにお願いするというのは、どういう気持ちで、心構えだったらいいのかなみたいな。職人さんは、新人には指揮されないと思いますが、なんで自分より仕事ができない人に指示されないといけないんだろうな、みたいに思っていないのかなと。
――職人さんたちも、監督さんたちが作業するわけじゃないというのが分かっている上での、立場の上下があるわけではないのですが、それは職人さんたちも分かっています。普通に前提として。
その上でやはり監督さんでもキャリアの問題で、当然いきなり行っても分からないことが多いので、よく聞くのが職人さんに実際に教えてもらう。作業するのではなくて、これは何のためにあるとか、これは何を作るためにあるというのを、実際に現場に出て職人さんに仕事を教えてもらうという方が、結構私の担当の方でも聞きます。
だからやはり、そこで大事になってくるのがコミュニケーションの部分だと思いますし、積極的に、これはどこの仕事に行ってもそうだと思いますが、「これなんだろう?」と思ったときにそこで絶対に聞いたほうがいいと思います。そういう姿勢を見て「この人に教えようかな」とか、職人さんも思ったりもすると思うので。前提としてはそういうのは分かった上ではあります。受けてみて、実際の建設業のイメージと変わりましたか?
参加学生:建築業というと、どうしても自分が現場に出てずっと行っているというイメージではあったので、もちろん施工管理ですが、いろいろなものを管理したりとか、デスクワークというか、細かいところを知る必要があるのだなと思いました。
――ありがとうございます。どうですか?女性でなかなか参入しづらいというか、先ほどの動画でも話していましたが、女性の比率は今すごく上がっているし、私が行く物件でも当然のようにトイレとかは別になっています。
先ほど二人目出られた方の物件なんかは、こまちルームみたいなのがあるみたいで、女性しか入れない部屋があったりとか、そういうかたちで今建設業界も、女性の受け入れに対してすごく積極的というか、そういう時代になっているので、どこの現場に行っても必ず一人くらいは絶対女性の方は、一人以上は必ず在籍されている印象です。いかがだったかな、というところはあったのですが。
参加学生:女性の方も働けるような業界だとは思っていなかったので、驚きました。
――ネガティブなことを言うわけではありませんが、どちらかというと建設業と聞くとやはり休みが少なかったり、残業が多かったりというような印象を持たれていると思いますが。
ここ数年でそこは結構変わってきていますし、例えば4週8休を目指している作業所も結構多いですし、少なからず4週6休にしようとか、土曜日に出た場合は平日どこか休めるように振替えようとか、働き方は改善されています。
残業時間も同じで、どんどん変わってきているとは思います。あとは逆に年末年始やお盆、そのへんの長期連休は逆に、日ごろみなさんで言う土日休みの企業様が多く休まれている印象だと思いますが、そういうところで建設業の人や、連休を逆に9,10連休にして、日ごろ今まで休んでいなかったぶんガツンと休もうという文化はあります。
今回のお盆とかも9連休でしたし、GWも10連休とか普通にあるので、そのへんのメリハリはしっかりしている業界かなと思います。
参加学生:行っている事業内容で、インフラをしていると言っていましたが。具体的に例えば、東日本があってから向こうのほうのプロジェクトとか、そういう。
――実例ですよね?それこそ今のうちの東北支店がまさにそうだと思います。復興の際に、かなり会社の上の人たちがいっせいに東北に行き、そこで事業拡大したという実績はあります。
かといって今の千葉だったりとかで、どうこうやっているかと言われるとそこまではできていませんが、大きな国が動かなくてはいけないようなときには、私たちの会社もやはり建設業を名に出しているので、しっかりと貢献しようという会社の姿勢ではあるのかなと思います。
参加学生:もう一つ。年度末とか駆け込み需要とか、すごく工事とかをやっているイメージがありますが、一年を通して忙しい時期はありますか?
――良い質問です。一年で一番忙しいというと、やはり3月です。年度末の竣工、引き渡しの納期が3月という現場が結構多いので、そこですごく忙しいのですが、やはり建設業も波がある業界なので、当然工事の着工をしたてのところは、結構穏やかな感じで時が進んでいきます。
先ほど言われた追い込みのときに、忙しくなることは忙しくなってくるので、そこはお話するとしたら、やはり3月、4月がちょっと忙しいかなという印象です。
●別テーブルでの質疑応答
参加学生:今日の話で、勤務地が選べるみたいなことがありましたが、どのレベルで選べるのかなと。例えば神奈川で働きたいと言っても、近いから東京とか静岡とかあるのか。それとも神奈川と言ったら神奈川だけなのか。
――みなさんの働くところというのが、こういったオフィスの固定されたところで働くというよりも、建設現場なので、現場があるところになります。建設現場はずっと同じ場所でやっているというよりは、工期が終わったら次の現場というかたちになるので、そのときのタイミングというところも正直あります。
例えば神奈川県希望ですということであれば、神奈川でも横浜のほうということであれば、わりと神奈川県内で配属ということは可能だと思います。
ただ例えばどうしても沖縄で働きたいというと、東京とかに比べて沖縄の現場はかなり少ないので、そうするとそのときの、どうしてもいい現場がなかったとなると、別の場所にもどうですか?ということはあると思います。
東京、神奈川、埼玉あたりであれば、現場の数は他のエリアより多いので、希望から離れたところに行くということはあまりないと思います。例えばピンポイントに「どうしても横浜市の何々区で働きたい」となると、どうしても難しいときもあると思うので。そういうことがなければ、そんなに気にしなくてもいいと思います。無理に希望から離れた所に転勤ですということはないので、そのへんは良い職種なのかなと思います。勤務地重要ですか?結構。
参加学生:そうですね。
――勤務地重要な人は?まあそうですよね。今東京だけど、例えばいきなり北海道ですとか言われてもちょっと、というのはあると思うので。そういうことは全くないので、心配しないでください。他はどうですか?
株式会社アーキ・ジャパン 会社概要
会社名 | 株式会社アーキ・ジャパン |
業種 | 総合工事業, 職別工事業(設備工事業を除く), 設備工事業, 不動産賃貸業・管理業, 職業紹介・労働者派遣業, 技術サービス業(他に分類されないもの) |
本社所在地 | 東京都 |
業務内容 | ■建設エンジニアアウトソーシング事業 ★建設土木★ 戸建て住宅、高層マンション、ショッピングセンター、工場、病院など、さまざまな建築物の設計から施工図の作成、図面チェック・修正、技能工の配置や資材の品質管理、安全対策、近隣対応まで、あらゆるプロセスをフォローします。 また土木に関しては、道路、ダム、橋梁、法面など多種多様にわたるプロジェクトの設計から積算、測量、調査、また安全・品質・工程・原価管理までをサポートします。 ★設備電気★ 高層マンション、オフィスビル、ショッピングセンター、病院など、大型の建築物に設備・電気は必要不可欠です。設備・電気は大きく分けて、空調設備、衛生設備、電気設備の3つがあり、それぞれの設備に精通し、経験を積んだ技術者が快適な空間を創出します。 ★プラント★ 石油、火力、原子力、セメント、水処理、産業廃棄物など各種プラント分野でのプロセス設計から基本・詳細設計、実施設計、計装、配管設計、資材管理、改造計画などの建設工事管理、メンテナンス、試運転など幅広い分野での技術提供をしています。 (株)アーキ・ジャパンでは、幅広いプラント事業を通じて、環境対応の技術と経験を提供し、社会と地球環境保全のために貢献していきたいと考えています。 ★ビル管理★ 高層マンション、オフィスビル、ショッピングセンターなど大型施設全体をマネジメント。日常管理や定期点検管理、法定点検管理を行い、24時間365 日安全で快適な空間を提供します。万が一、事故や故障などが起きた際は専門業者と連携し即時対応、問題の原因解明に取り組み、トラブル防止に努めます。 ■転職支援事業 ■建設事業 |
設立 | 2007年2月26日 |
資本金 | 1,000万円 |
代表者 | 今井 雅已 |
業績 | 83.5億(2018年実績) 70.5億円(2017年実績) 60.1億円(2016年実績) |
連絡先 | ■東京本社 〒163-0805 東京都新宿区西新宿2-4-1 新宿NSビル5F TEL:03-5909-2518 受付:平日9~18時 ■URL https://akijapan.co.jp/about/company.php recruit-cc2@akijapan.co.jp ■交通機関 └京王線「新線新宿駅」より新宿NSビル直結 └大江戸線「都庁前駅」A3出口より徒歩約5分 |
株式会社アーキ・ジャパン 採用情報
募集職種 | ■エンジニア職 |
仕事内容 | ◆プロジェクトマネージャー(施工管理:プロジェクトの進捗管理)建設プロジェクトの管理業務をお任せします。 現場工事の各種進行記録から、パートナー企業様との営業・折衝、資材時調達、 労務管理や安全管理など、施工が安全に進行するように業務を進めていただきます。 【具体的には】 ・積算・工程表作成 ・施工図面の作成 ・関係者との打ち合わせ ・現場作業員への指示出し・監督 ・現場の管理 他 |
勤務地 | 北海道, 青森県, 岩手県, 宮城県, 秋田県, 山形県, 福島県, 茨城県, 栃木県, 群馬県, 埼玉県, 千葉県, 東京都, 神奈川県, 新潟県, 富山県, 石川県, 福井県, 山梨県, 長野県, 岐阜県, 静岡県, 愛知県, 三重県, 滋賀県, 京都府, 大阪府, 兵庫県, 奈良県, 和歌山県, 鳥取県, 島根県, 岡山県, 広島県, 山口県, 徳島県, 香川県, 愛媛県, 高知県, 福岡県, 佐賀県, 長崎県, 熊本県, 大分県, 宮崎県, 鹿児島県, 沖縄県 |
勤務時間 | 8:00~17:00/9:00~18:00 ※プロジェクトにより異なる場合があります。 |
給与 | ◎プロジェクトマネージャー 大学院 215,000円 大学 210,000円 短大・高専・専門 205,000円 ※残業代全額支給 |
諸手当 | ■交通費支給(1か月あたり2万円まで) ■家族手当 ■資格手当 ■役職手当 ■残業手当 |
賞与 | ■年2回(会社業績による) |
昇給 | ■年1回(4月) |
社会保険 | ■社会保険完備 |
福利厚生 | 社内研修制度(J-CTEC) 資格取得支援制度 慶弔金(結婚・出産祝金、弔慰金) 産前産後休暇制度 育児休暇制度 社内イベント多数(心睦会) 誕生日お祝い制度 ラブキッズ制度 ハッピーウェディング制度 定期人事異動制度 自己都合転勤制度 ■充実の研修制度【J-CTEC】 建設業についての知識を、一からしっかり学べます。 長年現場で活躍した経験を持つ、建設業界のプロが講師となり、 専門学校のような、きめ細かい内容のプログラムを組んでいます。 <具体的なプログラムの一例> ・PCの基本操作 ・建設業界の動向や基礎知識 ・1日のタイムスケジュール ・実務で必要な知識、用語、機器の取り扱い方法 ・プロジェクトの流れ ・図面の見方とCADの操作方法 ・労災や安全管理について など |
休日休暇 | ■週休2日制(当社年間カレンダーによる) ■祝日 ■GW ■夏季休暇 ■年末年始休暇 ■有給休暇 ■慶弔休暇 |
採用人数 | 51~100名(2020卒) |
選考スケジュール | ★2020卒分について ◆マイナビよりエントリー ↓ ◆希望する会社説明会の日程に申込 ↓ ◆会社説明会&一次選考 ↓ ◆複数回の面接 ↓ ◆内定 |