業種:専門サービス業(他に分類されないもの), その他の事業サービス業, 情報サービス業, インターネット付随サービス業
設立:2013年4月(持株会社制移行に伴い新設・事業承継) 本社所在地:東京都
説明会実施日:記載なし
(本説明会ログは20卒向けに実施された説明会内容を、21卒の方にも開示しているものです。選考スケジュール、募集要項、雇用条件などは変更の可能性がありますので、予めご了承ください)
WEB説明会活用法
みなさんこんにちは。インテージ採用担当です。このたびは、当社に関心をお持ちいただきありがとうございます。当社では対面での会社説明会を行っておりません。代わりに、このようにWEBで会社説明会を公開しています。最後までご覧いただきますようお願いいたします。
では、WEB説明会の活用法について、簡単にご説明します。こちらのスライドをご覧ください。こちらがこのWEB説明会のアジェンダです。
では、セミナー本編に入りたいと思います。このコーナーでは会社概要について説明いたします。
会社概要
インテージはマーケティングリサーチ会社であり、この事業を通して、クライアントのマーケティングを支援している会社です。本社は東京の秋葉原にあり、2013年4月に設立した会社です。従業員数は約850名ほどおります。
設立は2013年と若い会社に見られがちですが、元々は1960年に社会調査研究所、現在のインテージホールディングスとして創業しており、2013年に持株会社製への移行に伴い、事業を継承するかたちで現在のインテージを新設しているので、歴史ある会社です。
また、持ち株会社であるインテージホールディングスは、東証一部上場しております。インテージの事業ビジョンとしては、こちらを掲げております。様々な業界のクライアントのマーケティングに寄り添うパートナーとして、ともに生活者の幸せに貢献することを目指します。
生活者の暮らしや思いを理解するための情報基盤を持って、クライアントが保有するデータをアクティベーションすることで、生活者視点に立ったマーケティングの実現を支援してまいります。
インテージグループでは、多種多様な業界のマーケティング支援を実施しており、消費財やサービス、ヘルスケア、ビジネスインテリジェンスがあります。その中でインテージは、消費財、サービスのマーケティング支援事業を行っております。
その結果、インテージグループはマーケティングリサーチにおいて、国内売上No.1のポジションにおります。
また、日本国内だけではなく海外にも展開をしており、中国、韓国、インド、アメリカなど、アジアを中心に10拠点ございます。
会社の拠点は10拠点ですが、展開は全世界を対象に調査を実施しております。このようにグローバルにも展開しているので、世界10位の売上高です。ランキングを見ていただいても分かるとおり、アジアで唯一インテージグループが世界トップ10に入っております。
このようなポジションに至っている背景としては、インテージは他社にはない強みを持っているからです。インテージは生活者のあらゆる側面をとらえる力を持っており、多彩なデータを保有しております。
商品購入やサービス利用、メディア接触、行動や感情など、生活者を360°理解できるデータ、リサーチ、プラットフォームをそろえております。実はみなさんの身近にも、このようなデータで証明されているものがあります。
お店で売上No.1という表示を見ることはないでしょうか?例えばアサヒ様のノンアルコールビールのドライゼロ、カルビー様のフルグラに、売上No.1の表記があります。よく目を凝らしていただくと、「インテージSRI調べ」という表記があります。これらは何をもってNo.1を証明しているのかというと、当社が保有しているデータで証明しています。
このような多彩なデータは、特定の業界に問わず、あらゆるところで活用されています。そのためインテージでは、日用品や化粧品、電化製品や自動車メーカー様、モノではなくサービスを売っている旅行会社やレジャー、官公庁といったお客様とお取引があります。
具体的には65業界以上、5000社以上のお客様のマーケティング支援を行っています。以上がインテージの会社概要です。どのような会社か、少しご理解いただけましたでしょうか?
マーケティングリサーチとは
ここからはマーケティングリサーチとは、ということで、インテージの立ち位置についてご説明いたします。
マーケティングリサーチを説明するにあたり必要になるのが、マーケティングです。マーケティングとは、生活者の満足を軸に、商品やサービスが買われ続ける仕組みを作ることを意味しています。
マーケティング活動において、様々な課題が発生します。競合となる商品はどこでどのように販売していくか、ターゲットはどんな生活者か、価格はいくらに設定すべきか、市場規模はどれくらいか、購入意向はどの程度あるのか、などといった課題が発生します。
その課題に対して有効なマーケティング活動の意思決定をサポートするための科学的な研究や調査を実施しているのが、マーケティングリサーチです。つまりマーケティングという大きな活動の中のいちプロセスがマーケティングリサーチであり、マーケティングの出発点となります。
マーケティングリサーチをもう少しイメージしやすいよう、インテージの立ち位置を含めご説明します。生活者、みなさんご自身もそうですね。そしてインテージ。メーカーと書いてあるのが、インテージの主なクライアントです。
みなさんも普段生活している中で、商品やサービスについて、ニーズや興味、関心をお持ちだと思います。例えばスマホであれば、「もう少し画面が大きいほうがいいな」「カメラの解像度を上げてほしい」などのニーズがありますよね。
みなさんはそのニーズを直接メーカーにお伝えしたりするでしょうか?しないですよね。スマホであれば代替用品があるので、意見を言わずにそちらに買い替えます。このように、作り手であるメーカーは、生活者の声を聞くことは難しいです。
そのような中で我々インテージのようなマーケティングリサーチ会社が存在しています。我々インテージは、認知、興味、関心、メディア接触、購買といった様々な生活者の情報を保有しています。このような情報をクライアントであるメーカーに提供したり、その情報を元にコンサルティングをします。その結果メーカーは、ニーズに合った商品やサービスの提供をすることができます。
つまりインテージは、客観的な立場から、生活者とクライアントの架け橋となり、マーケティング活動の意思決定を支えている存在です。さて、ここまでマーケティングリサーチとインテージの立ち位置についてご説明いたしましたが、ご理解いただけましたでしょうか?
マーケティングリサーチの手法
ここではマーケティングリサーチの手法と、インテージの強みについてご説明いたします。
インテージのマーケティングリサーチは、「パネル調査」「カスタムリサーチ」「コミュニケーション」の大きく三つに分けられます。まず初めにインテージの強みであるパネル調査についてご説明いたします。
パネル調査
パネル調査とは、調査対象を長期間固定して、同一項目の調査を継続的に行う調査手法のことです。例えば私個人を固定して、長期間身長と体重を測るということがパネル調査になります。
それにより、体重が増えたということが分かれば対策を打つことができますよね。マーケティングの世界でも、このようなパネル調査で得られたデータが活用されています。
いろいろな種類のパネル調査がありますが、インテージではどのようなパネル調査があるのかというと、購買と販売のデータがあります。
SCIと呼ばれているのが購買データであり、全国のモニター様約5万人を調査対象とし、誰が、いつ、どこで、いくらで購入したのかを継続的に収集しています。
このデータを用いてターゲット戦略立案のため、自社商品購入者の特徴を把握することができ、自社商品の売上下落の要因を把握し、今後の対策を検討などができます。
次にSRIと呼ばれている販売データでは、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、ドラッグストアなど、全国の主要小売店約4000店舗を対象に実施しており、いつ、どこで、何が、いくらで売れたのかというデータを収集しています。
このデータを用いて、市場規模やシェア動向の監査、さらには販売状況の構造を知ることで、自社商品の課題把握と、課題に応じた対策検討などができます。冒頭でお伝えした売上No.1の表記については、このデータで証明しています。
このように日本ではインテージが唯一、販売と購買の両パネルを保持しており、参入障壁が非常に高く、高い収益、競争力を生み出しています。その理由としては主に二つあります。
一つ目は、パネルデータは過去データを時系列で見ることも非常に重要な要素になります。そのため、新規プレーヤーが新たに参入してきても、過去のデータがないため、クライアントにとっては価値のないデータになってしまいます。
二つ目は、ある種インフラビジネスの要素が強いためです。つまり、初期投資に莫大なお金がかかり、利益が出るまでに長い時間が必要になります。ただ、利益が出るようになると、非常に利益率が高く、安定した利益を生み出します。
このような理由から、非常に参入障壁が高く、そして日本国内では我々インテージのみが販売と購買の両パネルを保有していることがインテージの強みです。
「カスタムリサーチ」
続いてカスタムリサーチについてご説明いたします。
パネル調査では実際に買われたデータ、販売のデータが分かりました。では、なぜその商品が買われたのか、という意識情報は、パネル調査では収集することができません。そのパネル調査でカバーできない生活者の意識情報を収集できる調査手法がカスタムリサーチです。
カスタムリサーチとは、クライアントのマーケティング課題の応じて行うカスタマイズ型の調査の総称です。手法は多種多様です。こちらに挙げているのはごく一部です。例えば、インターネットリサーチ調査、最近ではスマホで使うことが多いでしょうか。みなさんもやられたことがあるかもしれませんが、アプリなどでアンケ―トに答えるとポイントがもらえる、という調査です。
インターネットリサーチを活用するメリットとしては、大量に安く早くできることです。その反面、匿名性が強いので、信用という観点では他の調査に劣るかもしれません。
その他にもCLT調査といい、会場に対象者を集めて行う調査、グループインタビューなどがあります。これらを組み合わせてクライアントのマーケティング課題の解決をしていきます。
インテージグループでは、現存するすべてのカスタムリサーチを実施することができます。ここも他社にはない大きな強みです。
実は近年、カスタムリサーチの中でも、言語化のプロセスが入ることにより、言語化しにくい感覚、感情を取りこぼしていることや、前回回答と齟齬がでないようつじつまを合わせてしまう、などの課題があります。
そこでこのような課題を解決するためのノンバーバルリサーチが出てきています。顔の表情や目線を測ることができる最新テクノロジーを駆使し、対象者の潜在意識に迫る調査手法です。
例えばTVCMでもこういったものが活用されています。表情解析と視線計測を組み合わせて、被験者がどのシーンを見ているときにどのような感情を持っているのかを分析し、ターゲットに対して最適なCMを作るための支援が可能となっています。
「コミュニケーション」
最後にコミュニケーションです。プロモーションや広告とイメージしていただければ分かりやすいと思います。
例えばこの領域では、ISSP、インテージシングルソースパネルというデータを保有しています。これはテレビやWEBなどのメディア接触のデータです。
もう少し分かりやすく説明すると、同じ人から継続的にどんなテレビ番組を見たか、どんなCMに接触したか、どんなサイトにアクセスしたか、どんな検索をしたかなどの、メディア、広告接触のデータ、属性、意識、実態のアンケート回答、購買履歴のログを収集しています。
これらを活用することで、情報接触と消費者心理・行動の因果関係を明確化し、購買に至るまでの動線やプロモーションの効果測定が分かります。また、このデータは機械式のログ形式のため、高精度で収集することができ、世界的に見ても希少価値の高いデータです。
このデータからターゲットのプロファイリングをすることができ、どのメディアを使用したほうがよりターゲット接触率が高いか、などが明確になり、広告費用の最適配分の検討に使用することができます。
これまで広告費用の大半をTVCMに配分していた企業がこのデータを用いることで、TVCMに40%、PC広告に30%、モバイルに30%に振り分けることにより、費用対効果の高いプロモーションに繋げることができます。
ここまでインテージのリサーチ手法について説明いたしましたが、サービス別売上はご覧のとおりです。
繰り返しになりますが、我々インテージの強みはパネル調査です。ただ、現存するすべてのカスタムリサーチを実施できることもあり、最後にお伝えしたコミュニケーション領域においては、比較的新しい領域になりますが、年々この内訳も高くなってきています。
このようなかたちで既存の強みを生かしながら新しい領域にも力を入れることで、総合的にクライアントの支援をしています。また、インテージグループでは、新領域の取り組みも行っています。
R&D領域では、AIやIoTデータの活用など、アライアンスやCVCを含めた開発、研究活動を行っています。このように現状に甘んじることなく、インテージでは今後も新たな挑戦をしてまいります。
ここまでマーケティングリサーチの手法、インテージの強みについてご紹介しましたが、ご理解いただけましたでしょうか?
募集要項・今後の流れ
最後に募集要項、今後の流れについてご説明いたします。
HPにも記載していますが、正社員として40人程度の採用を予定しており、すべて総合職として採用になります。その中でコースを二つご用意しております。全部門、全職種が配属対象の総合職コース、初期配属をデータサイエンス領域に携わることを約束したデータサイエンスコースがあります。
データサイエンスコースについては、専門的な知識や技能を習得されている方が対象となります。入社後は組織状況、適性、希望などの観点により、異動の可能性もあります。いずれもエントリーシート提出時に希望コースを選択していただきます。
給与については、大学卒業の方は21万9100円、大学院を卒業された方は22万4100円となっており、この他に別途残業手当や諸手当が付与されます。
見込み残業はありませんので、超えたぶんの残業代はすべてお支払いいたします。また、その他にも諸手当に通勤手当などがあります。賞与は年に2回あり、昇給は年に1回あります。
主な勤務地は東京と大阪ですが、こちらについてもエントリーシート提出時に選択していただきます。あくまで総合職として採用になるので、ご希望が100%とおることはお約束できません。
勤務時間はフレックスタイム制を導入しており、コアタイムは10:30~15:00のためこの時間は勤務する必要がありますが、それ以外は柔軟に対応することができます。
もちろんチームでの仕事になるので、チーム内で業務は調整していただく必要があります。補足になりますが、現在グループ全体では、フルフレックスの導入を進めているため、お約束はできませんが、みなさんが入社されるタイミングでは、コアタイムがなくなっているかもしれません。
年間休日はその年のカレンダーによりますが、約125日あります。ここに関しては他社様と比較していただければと思いますが、非常に多い日数です。メリハリをつけて働いていただきたいという思いがあるからです。
教育制度については、入社後1カ月間は導入研修があります。ここではビジネスとして必要なルールやマナーに加え、マーケティングリサーチの基礎をしっかりと身に付けていただきます。
その上で配属になりますが、入社後1年間はメンターという教育係と一緒に仕事を進めることになります。そのため仕事上分からないことがあったり、働く上での不安があればすぐに相談ができるような環境です。
また、それ以外にも、階層別の研修も整っており、成長したいという思いがある方には、会社としてもサポートしています。その他にも能力開発ポイントという制度があり、年間の上限はありますが、自己啓発のために使用できる金銭的な支援もあります。
他にもキャリアデザイン制度という中長期的なキャリアを考え、自分のやりたいことを会社に申告できる仕組みがあります。これにより、社員ひとりひとりが望むキャリアについて、しっかりと会社が支援しています。
福利厚生はご覧のとおり、上場企業で一般的にあるものは整っています。最後に選考ステップについてご説明いたします。最初にエントリーシートをご提出いいただき、適性検査の受検、面接2~3回を経て内定となります。
以上でインテージの会社説明を終了といたします。ご清聴ありがとうございました。
株式会社インテージ 会社概要
会社名 | 株式会社インテージ |
業種 | 専門サービス業(他に分類されないもの), その他の事業サービス業, 情報サービス業, インターネット付随サービス業 |
本社所在地 | 東京都 |
業務内容 | マーケティング支援事業(消費財・サービス) 独自に収集した各種パネル調査やカスタムリサーチから得られたデータを基に、高度なリサーチ技術やデータ解析力などを駆使し、消費財メーカーをはじめとする多種多様なお客様企業のマーケティング活動をトータルサポートしています。 |
設立 | 2013年4月(持株会社制移行に伴い新設・事業承継) |
資本金 | 4億5,000万円 |
代表者 | 檜垣 歩 |
業績 | 504億円(2018年3月期連結) |
連絡先 | 〇2021卒 インターンシップについて 株式会社インテージ インターンシップ事務局 TEL:03-5294-8324 ※お問い合わせは、下記問い合わせフォームにて受付ています https://www.intage.co.jp/contact/ |
株式会社インテージ 採用情報
募集職種 | 【総合職コース】 全部門・全職種が配属対象です 領域を定めず幅広い分野でご活躍いただきます 【データサイエンスコース】 データサイエンス部門に初期配属をお約束したコースになります データサイエンスについて専門的な知識や技能を習得されている方を対象としています 入社後は組織状況、適性、希望等の観点により、異動の可能性もあります ※エントリーシート提出時にコースを選択していただきます。 |
仕事内容 | ・マーケティングリサーチ ・企画営業 ・デジタルマーケティング ・アナリスト ・データサイエンティスト ・スタッフ 等 |
勤務地 | 東京都, 大阪府 |
勤務時間 | フレックスタイム制 ・コアタイム 10:30~15:00 ・標準労働時間帯 9:00~17:30 ・標準労働時間 7時間30分 ※在宅勤務制度有 |
給与 | 2018年4月 初任給実績 大学卒:月給221,800円 修士了:月給226,800円 ※別途、残業手当、諸手当が付与されます |
諸手当 | 通勤手当/時間外勤務手当/住宅手当/等 ※当社規程に準ずる |
賞与 | 年2回(7月、12月) |
昇給 | 年1回(4月) |
社会保険 | 社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金) |
福利厚生 | 共済会/契約スポーツクラブ/保養所/クラブ活動 社員持株制度/財形貯蓄/出産祝い金/慶弔見舞金/保存休暇制度/介護休業制度/介護時間制度 産前産後休業制度/育児休業制度/育児時間制度/子の看護のための休暇制度/定期健康診断/健康相談/等 〇研修制度 ●知識・技能の習得による能力水準の向上を目的に、全社・部門で実施する研修はもちろん、数多くの社外研修や通信教育講座を用意しており、自身にマッチしたテーマを選択のうえ、受講することができます。 ●新入社員研修/新入社員フォローアップ研修/階層別研修/各種社外研修/通信教育/等 〇自己啓発支援制度 ●各種資格取得や書籍購入にあたり、費用のサポートを行っており、資格取得については、合格時には報奨金の支給もあります。 ●資格取得補助/書籍購入補助/キャリアデザイン制度/能力開発ポイント/等 |
休日休暇 | 年間125日(2017年度) 完全週休2日制(土曜・日曜)/祝日/夏季休暇/年末年始休暇/年次有給休暇/特別休暇 慶弔休暇/リフレッシュ休暇/介護休業/産前産後休業/育児休業/子の看護のための休暇/等 |
採用人数 | 36~40名(2019.4月~2020.3月卒業予定の方) |
選考スケジュール | ※2020卒分の対応実績 ●採用ホームページよりエントリー ↓ ●エントリーシート提出(Web) ↓ ●適性検査 ↓ ●面接(2~3回) ↓ ●内定 |