ワンスアラウンド株式会社　新卒会社説明会（21卒向け）

ミステリーショッパー

ミステリーショッパー（覆面調査）は昨年は全国で4000店舗の調査をしています。

ちなみに、この説明会の最中にすぐ隣のテーブルで先ほどしていた打ち合わせは、日本で一番利用数の多い、ある空港の調査です。空港の中にあるお店のサービス状況を当社が調査させていただいており、その進行スケジュールを確認していました。

このように、皆さんもご存知な商業施設を、当社が調査させて頂いています。商業施設全体の調査を実施したら、店舗ごとに結果を比較分析し、例えば結果が良くなかったら項目を強化する研修の提案をするなど、ワンスアラウンドの各チームがタッグを組んでお取組みしています。

社員教育・社内の雰囲気

充実した社員教育

社内の仕組みと雰囲気についてご説明します。これまでお話してきましたように、社外で教える高いレベルの先生が社内に多数います。なので、社員も社員教育をしっかりしてもらっています。

外部に研修を頼むと費用もかさみますが、当社は社内に多数先生がいますので、色々なことを学べるチャンスが、一般的な会社よりも格段に多いと思います。レベルも高いレベルだと思います。

また、希望者だけ受ける「寺子屋」という研修もあります。入社して2年目から受けられます。

VMDやディスプレイ、リーダーシップ、マーケティング、トレーナーコース。勉強して、「その道に進むかどうか考えたい」という社員はこうした研修に出席します。半年間、月に1回ずつ出てもらい、知識を吸収してもらって、その道を進むチャンスを作っています。全員ではなくて希望者だけですし、強制ではありません。無料でできるので、やりたければどうぞ！という感じです。

社内報：ベストプラクティスの共有

あとは、この「もっともっとタイムス」という社内報があります。

メンバーが、お店の運営を「こうしたらどうか」と思うこと、気づいたことを毎月店長に出しており、その中で、「これは確かにそうだな、やってみよう」というものを選んで、やってみたらこんなふうに良くなりましたというものを毎日私たちに共有してくれます。その中で今月の良かった事例を紹介しています。

例えば右の事例は、今年の新入社員が出してくれたものを紹介しています。商品、洋服はビニールがかかって納品されるのですが、そのビニールを剥がしたら、黒いハンガーをブランドのロゴが入ったハンガーに変えていきます。そのとき、ビニールやハンガーを片付ける必要がありますが、ビニールはあっち、プラスチックハンガーはこっちで、まとめたゴミはまた別のところに捨てる、というようになっていたそうです。この社員は、それを、「一カ所でできたらいいのに」という気づきを出してくれました。それを聞いた先輩が、だったらこういうのを作ろうよと言って、BOXとハンガーをかけるバーをつけたものを段ボールで作ってくれました。あっちこっち行ったりせずに1か所で作業ができるようになりました。一回あたりはたかだか3秒～5秒の短縮だけど、行ったり来たりするのが減りました。3秒だけど50枚やったらどれくらいか、それが1カ月にしたら…ひょっとしたら2～3時間の短縮になるかもしれない。

そういう新入社員でも気づけるような小さい気づきを大事にしたいので、こういう取り組みをしています。年間で一番良い取り組みをした店舗を取材して、みんなで投票して、一番良かった店舗をみんなで祝ったりもしています。