社会福祉法人山陰会　普賢学園　UIJターン企業説明会（中途採用）

挨拶

社会福祉法人山陰会、普賢学園という知的障害のある方の施設で園長をしております、本田と申します。

本日は、宜しくお願いいたします。

会社概要

山陰会の本部は長崎県の南島原市にあり、職員数は約140名、事業活動の収入が約8億となっております。

事業内容は児童保育、保育園、学童、放課後等デイサービス、障害福祉サービス、児童から高齢まで一通り事業展開しており重度の方の支援から就労まで、幅広い活動を行っております。
また、発電事業として太陽光発電事業があり、エコな社会を作っていくというテーマで展開しております。

それから公益事業、社会に対して、社会の発展のための事業ですが、事業所、施設数は19事業、島原半島を中心に29施設を展開しています。

「すべての人に愛を」という理念を掲げております。
私たちの目指すものとして、「福祉事業を通して、豊かな故郷を創る」を大きなテーマにしております。

豊かな故郷というのは、もちろん島原半島のことであり、長崎県、九州、そしてこの日本を、福祉事業を通じて良くしていく、より良い故郷を次の世代にバトンタッチしていく、それが私たちのとても大事なポリシーです。


先程お伝えした公益活動について、道路の清掃、街の風景を作る事業、生活困窮者レスキュー事業ですが、福祉の間にあるような人たちをレスキューする事業を、他法人と連携しています。

また、地域サポート事業について、主に地域の小学生たちの課外活動のサポート、交通安全について行っております。


「もっとも障がいの重たい人たちの事を考える事は、すべての人たちの事を考える事につながる」というポリシーで事業運営をしています。

包括的な共生社会というものを、障がいの重たい人たちの視点で作っていくことは、健常の人たちにとっても良い社会になっていくというメッセージが込められています。

具体的な例として、エレベーターは足が不自由な方に必要なものですが、ベビーカーを使う子育て中のお母さんたちにとっても大切なものです。
駅のホームドアは、視覚障害がある人たちに大切なものですが、同時にお子さんや高齢の安全を守るという点でも繋がっています。

このような、障がいの重たい人たちの視点に立って社会を再設計していくことは、結果全ての人たちに繋がる、私たちはこの福祉事業に携わる者として発信し、社会を変えて、そして少しでも故郷、地域、国を豊かなものに、人が生活しやすいような場所に変えていく。
そして次の世代にバトンタッチしていく、このような事を大きなミッションとしています。


福祉先進国、具体的にスウェーデンやフィンランドですが、非常に支援方法が進んでいます。
そのような所の知見を取り入れながら、日本では数ヵ所の最新施設の建設を進めています。それからインクルーシブ療育、これは障がいのあるお子さんと健常のお子さんの療育、垣根をなくした療育を積極的に進めています。

島原半島は非常に人口の減っている地域で、高齢化が進んでいます。
地域の農家の方と連携し、障がいのある人たちと共に、豊かなふるさとを創る事業にも取組んでおります。最終的には6次産業化を目指しています。


私たちが掲げる共生社会や、豊かなふるさと作りを行っていく上で最も大切にしている事は「まず達成すべきことは職員の幸せ」だと思っています。

今まで職員の皆さんが働きやすい環境を、様々な試行錯誤をしながら改善をしています。その結果、色々な認証制度を取りました。


2019年にはNピカ4つ星を取得、これは長崎県が行っている、誰もが働きやすい職場づくり実践企業を認証するものです。

それから2020年、ユースエールを取得しました。これは長崎県内の障害福祉事業を行う社会福祉法人では初めての事です。若い人たちが働きやすい環境を整備していると公認を頂きました。

こちらも2020年ですが、ながさき女性活躍推進企業 大賞を頂きました。

引き続き、女性、子育て中の方、それから年齢の若い方、高齢の方、あるいは障がいがある方でもしっかりと長く働いて頂けるような、インクルーシブな法人、職員が誇りとやりがいを持って働けるような環境を今後も作っていきたいと思っております。

働きやすさについて

休暇についてご説明いたします。

まず有給休暇は半日から取得が可能です。平均で約11日、1年間で取得されています。
そして育児休業ですが、女性は100％です。昨年初めて男性も育児休業として16日取得しました。

介護休業は、法令よりも1日長い94日です。時短勤務、介護･看護休暇も充実しています。


お祝い金、助成金として、資格を取得された方には資格取得のお祝い金、長年勤めた方には報奨がございます。

幸せ一時金というのは、例えば職員のお子さんが小学校、中学校、高校に入学された時、施設からのお祝いとして、高校入学まで総額約55万円支給されます。


年2度の面談を通して、目標設定をし、何をやるべきか、自分はどんなチャレンジしたいか、フィードバックしながら、職員の応援をサポートするシステムを整えています。

事業所内研修や、外部の研修、サポーターズ･カレッジというWEB学習システムもあります。24時間365日学びたい時にいつでも勉強できる仕組みです。福祉に関する約160本近くの動画を無料で見て頂けます。

資格取得応援制度は、費用の助成やシフトの融通、研修関係に関する情報提供、福祉に関する様々な本を、いつでも借りる事ができる福祉図書館です。


相談サポートにも力を入れています。
お仕事をしていく上で人間関係、ご家庭の事、お子様の事、誰かに相談したい時があると思います。そういう時に気軽に相談ができるような体制を取っています。
内容に関して、プライバシーは必ず保護されますのでご安心ください。

ご利用者の支援や相談など、ベテラン職員とお話ができる、よろず相談所が施設内にあります。

24時間健康相談というのは、お電話で相談したい事、健康が気になる場合は担当医師、看護師に相談できる仕組みです。介護相談ホットラインは、自身の家族の介護に関する相談をして頂けるホットラインを外部と契約しています。

メンタルケアカウンセリングは、悩みや、人に話しづらい場合に電話で、外部のカウンセラーに相談することができます。年に2回、対面で外部のカウンセラーに相談することもできます。

結婚、出産、育児等サポートする制度はあるのですが、例えば結婚によって引越しをしなくてはいけないという場合、退職された方には復職できるようになった際に、積極的に再雇用するという支援体制を取っています。


よく使うフレーズは、「Imagin」です。ジョン･レノンの曲の歌詞から取っています。

私たちがより良い社会をイメージする、全ての人が日々楽しんで豊かに生きていく社会を実践していく、そういう社会を作っていきたいとImaginをスローガンに掲げています。

本日は、ありがとうございました。
皆さまからのご応募、お待ちしております。