会社の強み

弊社は、企画から制作、開発、営業を行います。

受注した製品の設計を行い、自分たちで金型を作った上で試作品も出します。世に出して良いものか、判定するための試験を繰り返す工程ですが、これも自社で行います。

受注から納品まで、弊社は全てを自社で完結できる機能を持っていますが、これはとても大事なことであり、強みでもあります。
こだわりの付加価値を、製品がリリースされるまで注ぎ込むことができる、大きな特徴の一つです。

化粧品メーカーと直接取引をしておりますので、感性をダイレクトに反映できるということも強みです。
化粧品メーカーに必ずデザイナーがいらっしゃいますが、デザイナーの要望は本当に様々で、とても細かくデザイン画を挙げてくれる方もいれば、手書きのラフ画で、こういうものを作りたいから設計をお願いできますか？など、様々です。
デザイナーのイメージを直接お伺いし、イメージと同じようなものを世に届けることができるというのも強みになると思います。
付加価値がより活きてくる、弊社が化粧品の中でも特にこだわっていることです。

沿革

弊社の沿革をお話致します。

エム・エフ・ヴィ株式会社、元は豊国樹脂工業という社名で1937年に開始しました。この時は個人営業です。1943年、創立77年前になりますが、ここで法人化致しました。
1979年、八尾に工場を開設します。

化粧品のパッケージの上のプラスチック、中は普通のプラスチックですが、加工を施しています。メッキをつけていますが、「蒸着」という工程です。蒸着という、アルミのメッキの加工は、商品の価値、見栄えが上がります。
世の中の製品を、もっと我々が手がけていく目的の下に、アルミ加工を専門にする八尾工場を開設致しました。それが1979年です。

そして1986年、営業、販路拡大を目的とし東京に営業所を設けます。
受注が増えたことにより1992年、岡山工場を開設。
その3年後さらに受注が増え、供給量とのバランスをとる為、また今までの品質を維持しながら低いコストでお客様に提供できるモノづくりを目指す為に、中国に工場を開設致しました。とてもパワーのある、レベルの高い工場です。

中国でモノづくりをすることによって、海外がより近くなりグローバルに展開するという目的の下に、2000年、豊国樹脂工業からエム・エフ・ヴィ株式会社に社名変更致しました。

急激に増えていく需要に応えること、中国の販売網を増やす目的で、上海に営業所を開設致しました。今年で5年になりますが、中国国内での需要は今でも増えている状態です。

経営理念

企業として会社として、社会に対しての責任、従業員の方に対しての責任、モノづくりをしている企業としての責任、それぞれに対する責任を明確化しているのが、我が社の経営理念です。

社訓について、これは我が社で働いているメンバー全員のスローガンのようなものです。こちらに書いている3つ、常に皆さんが胸に抱いて活動しています。

毎朝復唱することはしませんが、我々の会社でモノづくりをするにあたって、まず大切にしてほしい会社のスローガンです。
これは、アイデアや最後までチャレンジする気持ち、付加価値をどこかに見出す努力に繋がると思います。

社名の由来についてお話しします。

エム・エフ・ヴィのM、これはメロウ、マチュアと読みますが、これらの頭文字のMを取りました。意味で言うと、豊かな、芳醇なという意味です。我が社の解釈で言うと、豊かな人材、豊かな技術力と解釈しています。

Fは、フューチャーのFです。光り輝く将来という解釈をさせて頂いています。

Vは、ヴァーチュー、美徳や誠意という意味です。企業、または人としての誠意という意味を持っています。

我々の社名をエム・エフ・ヴィにした理由ですが、豊かな人材、豊かな技術力を持った企業、また人としての誠意も一緒に携えて、光り輝く将来に向けて、いつまでもチャレンジし続ける、という意味が込められています。

皆さんに伝えたいことは、我々は中小企業になりますが、社員全員が毎日それぞれ面白いことを考えて、どういったところで我が社を知ってもらうか、どうやってアピールするかを考えながら意欲的に活動している会社です。

「人に始まり人に終わる」これを何より重視している会社です。

少し前までは、Web説明会をすることは想像もしていませんでしたし、とても便利だなと思っています。
それ以外でもテクノロジーは日々進歩していますが、進歩しても結局扱う人も扱うものもそれを生み出すものも人でしかないので、もっともっと可能性を含めて、人として何ができるか、人としてどこまで突き詰めていけるか、どこまでやれるのかチャレンジする会社です。
それこそが付加価値を生むと私は信じていますし、皆さんに喜んで頂けるものを常に提供できる会社であると思っています。

皆さんの中にチャレンジしたいことがあるのであればぜひ一度お会いし、我々の一員になって頂ければ幸いです。

我々の会社に興味を持って頂くのが私の仕事ですので、今後街で化粧品を見た際には、弊社と私の話を思い出して頂ければ嬉しいです。
皆さんが、我々の会社の製品を世に広めてくれる、その役割も果たしてくれるでしょうし、付加価値の見方も変わってくれるのかなということも、私が皆さんに伝えたかったことです。

今からそれぞれの仕事の説明を致しますが、ぜひ付加価値というキーワードを頭に置きながら話を聞いて頂けると、より弊社がどういう会社か理解頂けると思いますので、宜しくお願い致します。