シンコールインテリア株式会社　会社説明会（21卒向け）

シンコールインテリア 会社概要

続いて、シンコールインテリアについてご説明します。事業内容はインテリアの内装資材全般の商品開発・販売をしている総合インテリアメーカーです。従業員数は50名です。会社は本日お越しいただいている港区西麻布と、大阪にも分室があります。

50名で40名ほどが東京、10名ほどが大阪という割合です。会社の組織ですが、統括本部を中心に大きく四つの部門があります。商品開発をしている企画部、仕入れを担う商品部、販促広報を司る営業部、経理総務の管理部に分かれています。今回は商品部と営業部の2部門の募集です。

仕事内容

営業部の仕事内容

募集職種の仕事内容についてご説明します。まず営業部の募集ですが、営業ということで気になるのは、どんなところへ営業するかということだと思います。難しい話になるかもしれませんが、我々メーカーが、前半ご紹介したカーテンや壁紙、カーペットという建築資材の販売をするお客さん、すなわち内装工事業者さん以外で、直接商品は買わないけれど商品決定権を持っている人に商品を決めていただくための販促営業活動を行うのが、このシンコールインテリアの営業部の仕事です。直接商品を販売するというのだけが営業ではないということです。

詳しく理解していただくために、これは新築マンションで、壁紙が流通するまでの流れを簡単に置き換えてご説明いたします。

例えばマンションを建築する想定で説明いたしましょう。まずは事業主がいます。●●不動産、●●レジデンス、そうした事業主が土地を仕入れてきた上で、まずそこにどんなマンションが建つだろうということで、設計事務所に図面を書いてもらいます。設計発注です。事業主でやる場合もありますが、設計事務所で図面を書いていただいて、ここに30階建てのファミリータイプのマンションを建てましょうと決まると、次にその図面を持って、事業主はゼネコンさんに何社か見積もりを取ります。

それで一番安くしっかり建てていただけるゼネコンさんが決まると、そこで初めて建築発注です。たとえば「品川で30階建てのマンションを建ててください」と、建築発注をします。

そうするとゼネコンさんは、自社で全ての工事を行うわけではなくて、その下に様々な業者さんが紐づいています。基礎なら基礎工事業者さん、電気工事屋さん、キッチンやトイレの住宅設備業者、このほかにもいろいろな業者がたくさん紐づいている中の一つとして、内装施工業者、内装工事があります。

これは実際壁紙を張る施工事業者さんです。仮にどこか分かりませんが、マンションが建つということで、壁紙がシンコールの材料で決まっているとなると、この内装工事店が最寄りのシンコールに材料発注をして、現場に納められていきます。

話が戻りますが、シンコールグループの組織図があったと思いますが、販売会社はここのことです。

全国の販売会社が北海道から九州、沖縄まで網羅しているので、全国の施工店をグループ全体で網羅していくことになります。

実際にここで材料を決めることもありますが、ゼネコンで材料を決めたり、事業主や設計事務所が決めることもあれば、デザインだけ外注・アウトソーシングしたりもします。

「直接材料を販売する、売り買いするところ」以外に営業をかけるのがシンコールインテリアの販売促進課の営業先です。

おさらいですが、マンションデベロッパー、ハウスメーカー、ゼネコン、設計事務所、デザイン事務所など、営業先は多岐にわたるということです。