②立体駐車場事業
次が立体駐車場の事業です。
向かって左側の写真ですが、そちらの写真に車が三段乗っかっているもの、それから手前側に一台しか乗っかっていないもの。これは見た目上は異なるように見えますが、全く同じものです。昇降式の立体駐車場、機械装置です。ですので、実は手前側の車の地下に車が二台潜っている状態です。それを上に上げることによって、奥の写真のように地上に車が三台出てくるというものです。
ピットと言われる、地下にある空間のことですが、通常は平置きと言って、ピットの中に車を格納しながら駐車しています。それによって景観を損ねないという非常に大きなメリットがあります。
右側、これは大きく何が違うかというと、ピットがありません。ですから地上二段式ということで、地下がないということです。これも同じく昇降タイプのものです。車を乗せて上に上げることによって、下の空間を利用してもう一台入れるというタイプのものです。
昇降タイプが非常に当社は得意としている製品になります。昇降タイプの立体駐車場の機械については、現在関東圏ではナンバーワンのシェアを持っています。難しい話になりますが、左側の応力解析と言われるものです。
簡単に言うと、色が出ているのですが、色が明るくなればなるほど負荷がかかっているということです。ということは、安全性や耐久性に今後問題が生じてくる可能性があると言われるものです。応力解析をした結果、左側の写真で言えば、明るいところを一箇所にするのではなくて分散していくというかたちです。そうすることにより、耐久性を良くする。またそれによって、安全性を高めていくというものです。
右側、こちらは三次元CADを使って、お客様に分かりやすく説明をしています。昔はやはり平面の図面でしたが、今は3DCADを使って、非常に分かりやすくお客様にご案内をしています。
これはサイレントパーキングと言われる、非常に喜ばれている製品です。なぜかというと、簡単に言うと文字どおり音が静かです。どれくらい静かかというと、40~50デシベルくらいの音の領域です。
右側にグラフが載っていますが、縦軸は価格、立体駐車場機械装置のお値段です。上にいけばいくほど安いです。下のほうの横軸は騒音、音の大きさです。矢印のほうに向かっていけばいくほど静かになるというものです。
それぞれ立体駐車場の、機械装置の動かす仕組みとしては、チェーンと言われるものと、オイルの2種類のどちらかで動かします。そちらにもあるように、オイルは非常に音は静かだけれど価格は高いです。その反面チェーンは、音は大きいけれど、価格的には安いと言われるものです。それにほぼ真ん中に対角線がありますが、ほぼそれに近いものができないかということで、約2年という歳月をかけて開発した製品がこのサイレントパーキングです。
つまり、仕組みはチェーン式ですが、音が非常に静かだという製品です。これは非常に評価をいただいている製品です。
③太陽光事業
次は太陽光事業です。そこにあるように、太陽光パネルが真ん中にあって、右側にパネルを乗せる架台というものがあります。
パネルそのものは作っていません。別の言い方をすると、パネル以外のところ、パネルを支える架台や、パネルを固定する特殊な金具、電気工事、電気配線、太陽光を設置するための工事、保守点検も含めて、全て当社で行うことができるという事業です。
ではなぜパネルまでやらないのかですが、先ほどご紹介しました管材事業、立体駐車場事業、太陽光の事業があります。共通しているところが実は一つあります。それは、全て金属を加工しているところです。
例えば管材という事業は、それこそスチールやステンレスをプレス、曲げたり切断したり穴を開けたり、鉄板やステンレスを先ほどの金具の形にして、それで製品として世に売り出すと。立体駐車場も全く同じです。車を乗せるパレットも、大きなプレスを使って曲げたり、柱の部分も全て一貫して当社で製造しています。これからご紹介する太陽光の事業も、同じく架台のところはまさに金属を加工する、いわゆる鋼材を加工して、一つの製品にしていく。そこが一貫して共通しているところです。当社の事業の強みとしては、あまり見当違いなところにでないというところです。常に今ある事業、インフラを使って、新たな事業、ビジネスチャンスがあれば進んでいくと。
そのときの一つの基準となるのが、原則はやはり住宅に関わることであって、なお且つ今あるインフラを使った新たな事業展開というものになります。ですからここで太陽光パネルをやると、半導体の分野になってしまいますので、そこまでやる必要はないだろうという判断です。太陽光も震災当時は非常に脚光を浴びましたが、年々政府の買い取り価格もなくなりつつ、価格も下がってきて、淘汰され始めてきています。メガクラスと言われる大きな案件も、概ね収束に至っています。これから新たなもの、ミドル級やそういったものが展開されてくるだろうと思います。ですので、会社としては堅実に積み上げていくという特徴があります。ですから、全く関係ない分野で新たに生み出していくというところは、あまり進まずに堅実にやっていくというところがあります。
こちらが太陽光の実例です。左側は新潟県ですが、東京ドーム17個分の広大な土地を使い、太陽光パネルを設置しています。
右上はフロート架台といって、奈良県に導入されたものです。これはため池という池の上の水面の面積を使い、太陽光パネルを設置しています。
右下はプレミアム太陽光です。駐車場の上に、駐車場の屋根を設置して、その上で電気を発電しています。電気自動車対応もできるものもあります。
左下はソーラーシェアリングと言って、上についているのが太陽光パネル、下の空間を使って農業をやったりという活用をしているものです。一石二鳥という考え方でしょうか。
④LED事業
続いてLEDの事業です。ここから電気系に入っていきます。電気は全くここがスタートかというと、実はそうではなくて、先ほどの機械式立体駐車場は動くと言いました。動くので、当然電気を使っているわけです。
そこで、元々先ほどの金属や鋼材を加工する技術と、立体駐車場をやっていく中で電気関係の技術も当社の中で新たに組み込んで、新たなインフラとして生み出しています。その電気を少し応用したかたちで、LEDという、電気を動かすだけのもので作れるわけではありませんが、それを元にLED。
そもそも東日本震災のときの計画停電がありました。あのときに非常にLEDが脚光を浴びたわけですが、今もほとんどLEDに切り替わってきています。
特徴を並べています。大きな特徴は、まず電気代が安いということです。そして長くもつということが大きな特徴です。それを後押ししているのが、水俣条約というものです。水銀を含む製品については、2021年以降製造、輸出、輸入の禁止と。LEDはありませんが、蛍光灯にも水銀が含まれてはいますが、ただそんなに大きな量ではありません。
ですが、水銀灯と言われるものについては字のとおり水銀を使っているので、だんだん需要というか、生産がなくなってきています。既に国内大手照明メーカーも白熱球の製造はやらなくなってきています。徐々にLEDに切り替わってきている世の中になっています。震災当時は非常に高かったLED照明も、今は比較的、それこそ100円ショップに売っているところまで価格が下がってきています。
これが千葉工場で、大きな検査機械を使ってやっています。これは少し特殊なLEDですが、低ノイズ型LED照明と言われるものです。LEDはノイズを発生するので、こういった精密機械、病院等では使えませんでした。
ただ、ノイズを一定基準値抑えたLED照明を当社で開発しています。もちろん今そういう製品も出始めていますが、この低ノイズ型LED照明を開発したのは、恐らく国内で当社が1番か2番か、それくらい先駆けのところで生み出しています。
真ん中が、ラッパのように見えますが、高い天井のところにつけるものです。隣にあるガソリンスタンドさん、大学であれば講堂、学校の体育館、いわゆるLEDの前は水銀灯と言われるものを使っていたところ、照らす光が強いところです。それが今だんだんLEDに世の中が変わってきています。
⑤IoT事業
これが実は一番新しい当社の事業です。IoTと言われる、そこにあるように、インターネットを使って様々なものを接続して、快適なサービスを行っていくというものです。
今IoTやAIといろいろな言葉が飛び交っています。右側に青いイラストがありますが、そういうものを、例えば鍵や照明、玄関ドア、様々な用途を使い、インターネットとスマホを活用して、様々なサービスを行うというものです。
例えば日本ではありませんが、中国なんかはスマホで外出先から操作して、玄関を開けたと同時にエアコンが入ってカーテンが開いて…というようなものになります。
今日本でも非常に、例えば外出先、外から家の中の様子をカメラを通じて見るとか、それもIoTの一つです。当社がやり始めたのは左側の、日本初スマートミラーと書いてあります。鏡です、実はこちらにあります。SNSをインターネットを使って、鏡ではあるけれど、様々な動画やYouTube、天気予報を見たりするのに使ってもらうと。左側の写真は、女の子がお母さんに髪をセットしてもらって、鏡の動画を見ているわけです。動画が鏡に映っています。
これは卓上式のものです。先ほどは壁掛け、洗面化粧台に付けた非常に大きなものでしたが、本日ここにあるのは卓上式のものです。実際に大阪で洗面化粧台に、当社のスマートミラーを内蔵したものを販売しています。取り付けています。
下のものは壁式というか、スタンド式タイプのものです。左上の写真にあるように、お化粧をしながらやり方を動画で見ながら、鏡で見ながら、実際にお化粧をされているという内容です。その他に自社製タブレットというものがあります。
⑥バーコード事業
実は当社にはバーコード事業があります。それは太陽光の事業や、LEDの事業よりもっと古い、それこそ立体駐車場の事業と同じくらいかなり前から、日本の世の中がバーコードという世の中になる本当に手前くらいのときに行った事業です。
ですから、インターネットで使うバーコードというドメインで検索していただくと、当社がすぐに出てきます。「バーコードドット○○」というドメインを当社が実は日本で持っています。
バーコードというのは、全く当社に関係ないと思われるかもしれませんが、そのとおりです。住宅に関わる、鋼材を中心に行った事業ではなく、これは当社の社員が昔アメリカにいた頃、日本に戻ってきたときに、既に当時アメリカではバーコード社会になっていたものですから、日本でも今後バーコードが主流になるだろうと発案した人が、そのバーコード事業を手がけました。
そこで、おかげさまでバーコードを中心に、会社としてバーコードの分野で非常に名前が売れ始めてきたということです。今回はバーコードの更に上をいったところで、タブレットです。
数年前から当社製のタブレットを開発し、他社さんのタブレットよりも価格的には安いもの、機能的には全く劣らない内容のものです。それは元々バーコードもそうでしたが、バーコードリーダーは他社製より非常に安いです。
ただ機能的には全然問題ない機能を開発したので、インターネット、一部量販店で売っています。そういうものに付随して、自社製タブレットも行っています。今後みなさんもお分かりのように、人手不足が特に飲食店中心に加速してきます。今無人のコンビニや、試験的にやってはいますが、今後やはり人手が足りないなら、このようなかたちで技術を使って行うことになっていきます。回転寿司もそうだし、カラオケ屋さんも今はみんなタブレットですね。そのように世の中が変わってきています。
ちょうど上の段の真ん中に、車の助手席の後ろに付いているタブレットがあると思いますが、当社も都内のタクシー会社に約100何十台分のタブレットを販売しました。運転席の後ろに付いています。そこで広告やいろいろな動画を流したりするそうです。これは元々あるバーコードです。様々なタッチ式、無線式タイプのもの、二次元、三次元に対応できるようなもの、新たな世の中の変化と共に、バーコードの仕組みも変ってきています。
日栄インテック株式会社 会社概要
会社名 | 日栄インテック株式会社 |
業種 | 設備工事業, 金属製品製造業, 業務用機械器具製造業, 電子部品・デバイス・電子回路製造業, 電気機械器具製造業, その他の製造業 |
本社所在地 | 東京都 |
業務内容 | ◆ 配管・電設資材の製造/販売 ◆天井落下防止システムの製造/販売/施工 ◆立体駐車場装置の企画 /製造/販売 ◆制御盤の開発/製造/販売 ◆太陽光発電システムの製造/販売 ◆蓄電池システムの企画/製造/ 販売 ◆LED照明の企画/製造/販売 ◆バーコードスキャナの企画/製造/販売 ◆RFIDの企画/製造/販売 ◆スマートデバイス(業務用タブレット)の企画/製造/販売 ◆IoTスマートホーム事業の企画/製造/販売 ◆植物工場の企画/製造/販売 ◆生鮮倉庫の企画 /製造/販売 |
設立 | 1978年4月22日 |
資本金 | 4億9000万円 |
代表者 | 代表取締役 高橋 善晴 |
連絡先 | 日栄インテック株式会社 〒116-0011 東京都荒川区西尾久7-34-10 採用担当:牧野(まきの) TEL:03-3810-7651 E-mail:makino@nichieiintec.co.jp |
平均年齢/平均勤続年数/平均給与 | 39.1歳/7.5年/- |
日栄インテック株式会社 採用情報
募集職種 | 営業職/技術職/事務職 |
仕事内容 | ◆営業職 自社製品のセールスを担当していただきます。 BtoBのルート営業(既存客中心)、市場調査等 ◆技術職 自社製品の企画・設計・開発・保守・生産管理・生産技術、製造、社内SEなどを行います。 ※機械、電気電子技術、CAD、建築設計・施工、土木設計・施工、保守、生産技術、製造、社内SE等 ◆事務職 営業事務、経理財務、人事総務(新卒採用担当)など、バックオフィス業務を担当していただきます。 |
勤務地 | 宮城県, 茨城県, 埼玉県, 千葉県, 東京都, 神奈川県, 新潟県, 愛知県, 京都府, 大阪府, 香川県 |
勤務時間 | ・本社・営業所・工場/8:30~17:30(月~土曜日) ・御徒町事業所/9:00~18:00(月~土曜日) ※いずれも実働8時間(休憩60分) |
給与 | ■総支給額 ※関東圏内・名古屋・大阪 大学・専門(4年制)卒 月給210,000円、短大・専門(2年制)・高専卒 月給190,000円 大学院卒 月給225,000円 ※高松 大学・専門(4年制)卒 月給202,000円、短大・専門(2年制)・高専卒 月給182,000円 ※新潟 大学・専門(4年制)卒 月給196,000円、短大・専門(2年制)・高専卒 月給176,000円 大学院卒 月給211,000円 |
諸手当 | 地域手当、コース(等級)手当、通勤手当、家族手当 など 一人暮らしの方には家賃補助あり(規定による) |
賞与 | 年2回(7月、12月) |
昇給 | 年1回(3月) |
社会保険 | 社会保険完備 |
福利厚生 | 雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金、自社保有保養所(山中湖)、企業年金、財形貯蓄、資格取得制度、社員持株制度、報奨金制度(改善提案制度、QC活動)、退職金制度、慶弔見舞金制度(結婚、出産、弔事)、持家購入祝金制度、住宅補助、永年勤続表彰、社員親睦食事費補助、成人記念品、定年退職記念品 など ■他教育制度 新入社員研修、新入社員フォローアップ研修、新入社員OJT研修、階層別研修、部門別研修 など ・新入社員研修では社会人としてのビジネスマナーからスタート、配属先でのOJT研修でも先輩社員がしっかりと教えます。 |
休日休暇 | 日曜、祝日、第2土曜日(その他年間16~18日の土曜休み)、誕生日休日、リフレッシュ休日(2日)、夏期休暇、年末年始休暇、年次有給休暇、慶弔休暇 など |
試用期間 | なし |
採用人数 | 2020年度採用予定 16~20名 前年度実績(見込) 11~15名 |
初年度月収例 | 月21万円程度(月給制) |
求める人物像 | ◆ものづくりが好きな方 ◆自ら考え行動できる方 ◆常に向上心を持って自らを磨いていける方 ◆困難に直面してもあきらめずに努力を継続できる方 ◆チームワークを大切にできる方 人物重視の選考を行っております。 意欲あふれる若い力との出会いを楽しみにしています。 |
選考スケジュール | (2020卒向けのスケジュール) エントリー ▼ 会社説明会に参加 ※若手社員との懇談会あり ▼ 書類選考(説明会参加者にご案内) ▼ 適性検査(選考を通過された方にご案内、WEBにて検査) ▼ 一次面接(個人面接) ▼ 最終面接(個人面接) ▼ 内定 |